中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～コスタリカのココ島国立公園・グアナカステ保全地域・コスタリカとパナマのタラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園・ダリエン国立公園・パナマ・ビエホとパナマ歴史地区・カリブ海側の要塞群のポルトベロとサン・ロレンソ・コイバ国立公園とその海洋特別保護地域～

中米世界遺産コスタリカパナマ中央アメリカ

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ

「中米にある国をすべて言えますか？」
「すべては無理ですね。」

「地理に詳しい方は、スラスラと答えられるかも知れませんね。」
「そうですね。」

「しかし、一般的な人々は、「グアテマラと、ベリーズと…あと何だったっけ？」と、考え込んでしまうでしょう。」
「はい。」

「ベリーズと言えば、ベリーズは、中央アメリカ北東部、ユカタン半島の付け根の部分に位置する英連邦王国の一国たる立憲君主制国家である。北にメキシコと、西にグアテマラと国境を接し、南東にはホンジュラス湾を挟んでホンジュラスがあり、東はカリブ海に面する。首都はベルモパン。」

「グアテマラと言えば、グアテマラ共和国、通称グアテマラは、中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接しており、北東はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はグアテマラ市。」

「解答は、「グアテマラ」、カリブ海諸国の一つである「ベリーズ」、「ホンジュラス」、「エルサルバドル」、「ニカラグア」、美女が多いことでおなじみの国「コスタリカ」、「パナマ」などが該当しますね。」
「多いですね。」

「パナマと言えば、パナマ共和国、通称パナマは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置する共和制国家である。北西にコスタリカと、南東にコロンビアに接し、北はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はパナマ市。中米地峡を貫くパナマ運河が通っている。」

「コスタリカと言えば、コスタリカ共和国、通称コスタリカは、中央アメリカ南部に位置する共和制国家である。北にニカラグア、南東にパナマと国境を接しており、南は太平洋に、北はカリブ海に面している。首都はサン・ホセ。」

「ニカラグアと言えば、ニカラグア共和国、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア。」

「エルサルバドルと言えば、エルサルバドル共和国、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しており、南と西は太平洋に面している。中央アメリカ5カ国のうち、唯一カリブ海に面していない。首都はサンサルバドル。」

「ホンジュラスと言えば、ホンジュラス共和国、通称ホンジュラスは、中央アメリカ中部に位置する共和制国家である。西にグアテマラ、南西にエルサルバドル、南東にニカラグアと国境を接しており、北と東はカリブ海、南はフォンセカ湾を経て太平洋に面している。大陸部のほかに、カリブ海岸にスワン諸島、バイーア諸島を領有している。首都はテグシガルパ。」

「カリブ海と言えば、カリブ海は、メキシコ湾の南、大西洋に隣接する水域である。南はベネズエラ、コロンビア、パナマに、西はコスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、ベリーズ、そしてメキシコのユカタン半島に、北はキューバ、イスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコといった大アンティル諸島に、東は小アンティル諸島に接している。」

「意外と多いので、なかなかすべてを把握している方はいませんよ。」
「そうですね。」

「この辺りの国々は、実はかなり大量の世界遺産を保有しているエリアとしても、おなじみの地域ですよ。」
「はい。」

「たとえば、エルサルバドルは、1993年にユネスコの世界遺産に指定された「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡」を保有していますよ。」
「はい。」

「ホヤ・デ・セレンの古代遺跡と言えば、1993年に登録されたエルサルバドルの世界遺産（文化遺産）で、首都サン・サルバドル北西にある古代マヤ文明時代の村の遺跡である。翡翠 (ひすい)やカカオの産地として豊かな地域だったが、600年頃、火山の大噴火によって埋没した。1976年にペイソン・シーツによって発見され、住居、寺院、サウナ、家具や、畑、作物、農耕器具など数多くのものが発掘され、当時の農村の生活の様子がうかがえる。人類の歴史上、貴重な考古学遺跡として評価され、世界遺産に登録された。」
「グアテマラ共和国は、「ティカル国立公園（複合遺産）」、スペインのムデハル様式からの影響を色濃く繁栄した遺跡「アンティグア・グアテマラ」、「キリグアの遺跡公園と遺跡群」などの世界遺産を保有していますよ。」
「そうなんだ。」

「キリグアの遺跡公園と言えば、キリグアの遺跡公園と遺跡群は、1981年に登録された世界遺産（文化遺産）である。グアテマラ東部、イサバル県のモタグア川中流域にあるマヤ文明古典期の遺跡である。キリグアは200年頃に建設され、5世紀頃にはここに本格的な王朝（キリグア王朝）が成立した。この遺跡はこの王朝が築いたものである。」

「アンティグア・グアテマラと言えば、アンティグア・グアテマラは、グアテマラ・サカテペケス県にある都市である。市名は単にアンティグア（Antigua）またはラ・アンティグアとも呼ばれることが多い。同名の基礎自治体の中心地であるとともに、サカテペケス県の県都になっている。グアテマラ高地に位置し、スペインのムデハル様式の影響を受けたバロック建築と、植民地時代に建てられた多数の教会の遺構で知られている。ユネスコの世界遺産に登録されている。」

「スペインのムデハル様式と言えば、ムデハル様式はアラビア語で残留者を意味する「ムダッジャン」に由来する。スペインの建築様式で、レコンキスタの後、残留イスラム教徒の建築様式とキリスト教建築様式が融合したスタイル。特徴は建物の壁面に幾何学文様の装飾を施している。「アラゴンのムデハル様式の建築物」は世界遺産になっている。」

「ティカル国立公園と言えば、1979年に登録されたグアテマラの世界遺産（複合遺産）である。同国北部のペテン地方にある、マヤ文明の最大かつ最古の都市遺跡である。ティカル一帯には紀元前からマヤ人たちが定住し、熱帯雨林を切り開き、焼き畑農業によるトウモロコシの栽培を行っていた。4～8世紀が最盛期とされる。海抜250mの密林の奥深くにあるティカルの中心的な遺跡は、高さ51mのピラミッド型の「大ジャガーの神殿」で、最上部の神殿入り口にジャガーの彫刻が発見されたことがその名前の由来である。このほか、同様にピラミッド型である「仮面の神殿」「双頭の蛇の神殿」などが残されている。」

「コスタリカは、「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園（自然遺産）」、「ココ島国立公園」、「グアナカステ保全地域」を保有していますよ。」
「はい。」

「グアナカステ保全地域と言えば、グアナカステ保全地域は、コスタリカの保全地域の一つである。コスタリカは、全国の国立公園や自然保護区を11の保全地域にグループ分けして管理を行うSINAC（Sistema Nacional de Areas de Conservacion de Costa Rica）という制度を導入しているが、グアナカステ保全地域は、そのうちコスタリカ北西部グアナカステ州一帯に位置する保全地域である。1989年8月16日に設定され、1994年にはフンキリャル湾国立野生生物保護区が加わった。」

「ココ島国立公園と言えば、1997年に登録、2002年に登録内容が変更された世界遺産（自然遺産）で、コスタリカのココ島（ココス島）にある国立公園とその周辺海域が登録範囲に含まれている。ココ島は、同国の太平洋岸の南西沖合約550kmに浮かぶ孤島（火山島）。同島の豊富な水は、断崖から滝となって海に流れ落ちており、独特の景観を見せる。ちなみに、この島は小説『宝島』のモデルになったといわれている。絶海の豊かな自然環境から、同島は固有種を含む動植物の宝庫で、周辺の海域は、北赤道海流が通っているため豊かな漁場を形成しており、シュモクザメ、マンタ、マグロ、イルカなどが生息する豊かな海になっている。世界屈指のダイビングスポットとして人気を集めている。」

「ラ・アミスター国立公園と言えば、ラ・アミスター国立公園は、1988年にパナマとコスタリカが共同管理する国際平和公園であるラ・アミスター国際公園の一部になっている。」

「ラ・アミスター保護区と言えば、タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、コスタリカとパナマにまたがる世界遺産である。1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられた。ラ・アミスター国立公園は、1988年にパナマとコスタリカが共同管理する国際平和公園であるラ・アミスター国際公園の一部になっている。」

「タラマンカ山脈と言えば、タラマンカ山脈は、コスタリカとパナマの国境に位置する山脈である。山脈の大部分とその周辺は、上述の二国が管理するラ・アミスター国際公園に含まれており、ユネスコの世界遺産にも登録されている。」

「このように、中米のそれぞれの国が、たくさんの世界遺産を保有していますよ。」
「はい。」

「パナマなども、中米の中では極めて印象的と言える世界遺産を数多く保有していますよ。」
「そうなんだ。」

「たとえば、パナマで初めてユネスコの世界遺産に指定されたスポット「パナマのカリブ海側の要塞群（ポルトベロとサン・ロレンソ）」、コロンビアの国境に接近している世界遺産「ダリエン国立公園」ですよ。」
「はい。」

「ダリエン国立公園と言えば、ダリエン国立公園は、パナマのダリエン県にある、ユネスコの世界遺産にも登録されている国立公園である。コロンビアとの国境付近に広がっており、国境の向い側にはコロンビアの世界遺産であるロス・カティオス国立公園が広がっている。1980年に国立公園が設定され、1983年には生物圏保護区に指定された。」

「コロンビアと言えば、コロンビア共和国、通称コロンビアは、南アメリカ北西部に位置する共和制国家である。東にベネズエラ、南東にブラジル、南にペルー、南西にエクアドル、北西にパナマと国境を接しており、北はカリブ海、西は太平洋に面している。首都はボゴタ。」

「ポルトベロと言えば、ポルトベーロは、パナマのコロン県の港町である。パナマ地峡の北部に位置する。かつてはプエルト・ベージョという名だった。今日のポルトベーロは人口5000人にも満たない物静かな町である。奥行きのある自然港を持つこの町には、かつて主要貿易港だった時代に築かれた要塞群がある。それらは、近隣のサン・ロレンソ要塞とともに、1980年にユネスコの世界遺産に登録された。」

「七カ所の自然公園を包括した「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園」、パナマシティ（首都）の東部にある「パナマ・ビエホとパナマ歴史地区」、珍しい海洋生物の宝庫「コイバ国立公園とその海洋特別保護地域」など、あらゆる世界遺産がパナマに点在していますよ。」
「そうなんですか。」

「コイバ国立公園と言えば、コイバ国立公園とその海洋保護特別地帯は、2005年に登録されたパナマの世界遺産（自然遺産）である。ベラグアス県の太平洋岸沖合にあるコイバ島と38の小島とチリキ県のチリキ湾内周辺の海洋公園で、世界最大級の海洋保護地域。湾内にあり、エルニーニョや冷風などの影響も受けないため、独特の生態系を育み、科学的な調査により哺乳類36種、鳥類147種、爬虫類・両生類39種が確認され、絶滅危惧種のミナミカンムリワシも生息する。」

「パナマ歴史地区と言えば、パナマ-ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区は、1997年に登録、2003年に登録内容が変更された世界遺産（文化遺産）である。歴史地区の中心にある修道院にはラテンアメリカ独立の指導者シモン・ボリーバルが「パナマ会議」の構想を練ったサロン・ボリーバルが残る。ほかに大聖堂、多くの修道院、広場、橋、住宅などがある。こうした景観や遺跡などの歴史的な価値が評価され、世界遺産に登録された。また2003年に範囲が拡大され、名称も変更された。」

「パナマ・ビエホと言えば、パナマ-ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区は、1997年に登録、2003年に登録内容が変更された世界遺産（文化遺産）である。パナマ・ビエホはパナマの首都パナマ・シティの中心部から7.5kmに位置する。アメリカ大陸の太平洋岸で最初のスペイン人の植民都市。」

「パナマシティ（首都）と言えば、パナマは、パナマ共和国の首都である。国名と同一名称のためパナマ市のように「市」ないし各言語で該当する単語を付けて区別するのが通例となっており、パナマ共和国の公用語であるスペイン語ではシウダ・デ・パナマ（Ciudad de Panama）、また英語ではパナマシティ（Panama City）と呼ばれる。太平洋に面しパナマ運河の入り口である。国の政治、経済、文化の中心であり、中米有数の世界都市。」

「上記の国には、世界遺産の他にもあらゆる観光地が点在していますよ。」
「はい。」

「アメリカ大陸の中部エリアは、かなり見所満載ですよ。」
「そうなんだ。」

「上記のものは、ごく一部と言っても過言ではありませんよ。」
「はい。」

「さまざまな個性的なスポットが点在していますよ。」
「はい。」

「アメリカ大陸の中部エリアが気になる方は、是非一度観光してほしいと思います。」
「わかりました。」

「中米は、観光する上での注意点が非常に多い地域ですよ。」
「どういうことですか。」

「危険なポイントが、たくさんありますよ。」
「そうなんですか。」

「初めて行かれる方は、ガイドブックなどを読み込まないと大変なことになりますよ。」
「はい。」

「たとえば、アメリカ大陸の中部の水道水を飲むと、日本人の大半はお腹を壊しますよ。」
「そうなんですか。」

「ミネラルウォーターの保持が必須ですよ。」
「はい。」

「さらに、生野菜を食べると衛生的にかなり問題がありますよ。」
「はい。」

「なるべく熱がしっかり通っているものを食べるようにするのが、おススメですよ。」
「わかりました。」

「「そんな風にしていたら、せっかくの観光も楽しめなくなっちゃう！」と思われるかも知れませんね。」
「はい。」

「しかし、感染症になってしまえば、せっかくの旅は台無しになってしまいますよ。」
「そうなんだ。」

「面倒かも知れませんが、神経質に生活した方が、より安全で楽しい観光ができる筈ですよ。」
「はい。」

「上記の注意点の他にも、「虫」に関するトラブルも非常に多いですよ。」
「そうなんですか。」

「何かと、熱病には気をつけなければなりませんよ。」
「はい。」

「ちょっとした熱なら、問題ない範囲ですよ。」
「はい。」

「しかし、かなり苦しくなってしまう場合は、熱病を媒介する蚊に刺されてしまった可能性がありますよ。」
「危険ですね。」

「すぐに病院に行けば、何とかなるかも知れませんよ。」
「はい。」

「しかし、放っておくと入院することになるかも知れませんよ。」
「はい。」

「いつもより体調が芳しくない時は、無理せず病院へ向かいましょう。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～コスタリカのココ島国立公園～

「アメリカ大陸の中央に位置する国として有名な国は、キューバやパナマなどがありますね。」
「そうですね。」

「キューバと言えば、キューバ共和国、通称キューバは、カリブ海の大アンティル諸島に位置するラテンアメリカの共和制国家である。島国であり、ウィンドワード海峡を隔てて東にはイスパニョーラ島のハイチとドミニカ共和国が、ケイマン海峡を隔てて南にはケイマン諸島とジャマイカが、フロリダ海峡を隔てて北に145km先にはアメリカ合衆国のフロリダ州が存在する。首都はハバナ。」

「自然が豊かで有名な国として、コスタリカがありますね。」
「はい。」

「コスタリカには、グアナカステ保全地域など世界遺産に登録されている地域もありますね。」
「はい。」

「その地域の一つに、ココ島国立公園がありますね。」
「そうなんだ。」

「ココ島国立公園は、コスタリカの一つの島ですよ。」
「はい。」

「コスタリカ本土から、南西に550Kmで、東太平洋上に浮かんでいますよ。」
「はい。」

「マイケル・クライトンの小説、ジェラシック・パークの恐竜を蘇らせて公園にしようとした架空の島、ソルナ島とヌブラル島が、このココ島国立公園をモデルにしたと言われていますよ。」
「そうなんですか。」

「マイケル・クライトンの小説「ジェラシック・パーク」と言えば、『ジュラシック・パーク』は、1990年に出版されたマイケル・クライトンによる小説、またそれを原作とする映画シリーズ、ラジオドラマである。作品に登場する娯楽施設の名でもある。1990年に出版されたSF小説。バイオテクノロジーを駆使して蘇らせた恐竜たちによる騒動を描くパニック・サスペンス。」

「小説家マイケル・クライトンと言えば、ジョン・マイケル・クライトン（1942年10月23日－ 2008年11月4日）はアメリカ合衆国シカゴ生まれの小説家、SF作家、映画監督、脚本家である。全世界で1億5千万部もの本を売ったベストセラー作家であり、多くの作品が映画化された。1994年にはテレビ（『ER』）、映画（『ジェラシック・パーク』）、書籍（『ディスクロージャー』）で同時に1位となる快挙を成し遂げた。テレビドラマ『ER』では製作総指揮を務めパイロット版の脚本も手がけた。」

「スティーブンソンの小説、宝島の舞台としても知られていますよ。」
「そうなんだ。」

「スティーブンソンの小説「宝島」と言えば、『宝島』は、ロバート・ルイス・スティーヴンソン著の子供向け海洋冒険小説である。1883年に、それまで子供向け雑誌『Young Folks』誌上にて、1881年から1882年にかけて連載されていたものを一冊にまとめたものが出版された。」
「小説家スティーブンソンと言えば、ロバート・ルイス・バルフォア・スティーヴンソン（1850年11月13日－ 1894年12月3日）は、イギリスのスコットランド、エディンバラ生まれの小説家、冒険小説作家、詩人、エッセイストである。弁護士の資格も持っていた。「スティーヴンスン」「スティーブンスン」とも表記される。」

「このことからも分かるように、ココ島国立公園はとても自然豊かな島ですよ。」
「はい。」

「ココ島は、火山島で断崖絶壁が取り囲んでいて、熱帯雨林に覆われていますよ。」
「そうなんだ。」

「ココ島と言えば、ココ島（別名ココス島）は、中米のコスタリカの島である。コスタリカ本土から南西550Km、東太平洋上に浮かぶ孤島である。面積46.6平方km、火山島で最高地点が634mである。現在ココ島は国立公園に指定され、世界遺産に登録されている。」

「面積は46.6平方キロメートル、最高地点が634メートルですよ。」
「はい。」

「この島の周囲の海はとてもきれいで、ダイバースポットとしても有名ですよ。」
「はい。」

「ダイバースポットに行くための観光ツアーも、実施されていますよ。」
「そうなんだ。」

「ココ島のダイバースポットに行く観光ツアーに参加するためには、アメリカ経由でサンホセに行く必要がありますよ。」
「はい。」

「コスタリカの首都サンホセと言えば、サン・ホセは、コスタリカの最大の都市で首都である。サン・ホセ州の州都でもある、中米の世界都市である。サン・ホセはコスタリカの中央に位置し、経緯度は9°56′ N 84°5′ W。山岳地帯にあり、標高は約1170mある。」

「そこからは、現地のダイバーズクラブに問い合わせ、船に乗って現地に行きますよ。」
「はい。」

「もちろん、日本から予約も可能ですよ。」
「そうなんだ。」

「但し、現地語であるスペイン語か英語は、必須だと考えてくださいね。」
「そうなんですか。」

「ダイバースポットに行って見られる、ハンマーヘッドの群れは、迫力満点だと言われていますよ。」
「はい。」

「ハンマーヘッドと言えば、ハンマーヘッドとは、ハンマーの頭（ヘッド）の形をしたものを指すことが多い。メジロザメ目シュモクザメ科に属するサメの英名「ハンマーヘッドシャーク」の俗称。」

「ジンベイザメも、よく見かけることができるそうですよ。」
「はい。」

「ジンベイザメと言えば、ジンベエザメは、テンジクザメ目ジンベエザメ科に属する唯一のサメである。ジンベイザメとも。サメとして軟骨魚類として現生最大であり、そして、現生最大の魚として知られている。世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に広く分布する。動きは緩慢であり、基本的には人にとって危険性の低いサメである。」

「それ以外にも、ガラパゴスシャーク、ホワイトチップシャーク、マンタ、エイ、カレイ、亀、イルカ、うつぼ、ハコフグ、マグロなどたくさん海の生き物を見ることが出来ますよ。」
「いろいろいますね。」

「エイと言えば、エイは、軟骨魚網板鰓亜綱（ばんさいあこう）に属する魚類のうち、鰓裂が体の下面に開くものの総称。鰓裂が側面に開くサメとは区別される。約530種が知られている。世界中の海洋の暖海域から極域まで広く分布し、一部は淡水にも適応している。一般的に上下に扁平な体型で、細長い尾、5対から6対の鰓（えら）を持ち、多くは卵胎生である。尾に毒を持つ種類もいる。」

「マンタと言えば、オニイトマキエイManta birostris（マンタ・レイ）は、トビエイ目トビエイ科に属する世界最大のエイである。マンタと呼ばれることが多い。大きいものでは体の横幅8m、体重3tに達する。熱帯の海のごく表層を遊泳し、泳ぎながらプランクトンを食べる。ダイビングのほか、いくつかの水族館でも見ることができる。毒針は無い。」

「ホワイトチップシャークと言えば、ネムリブカ（ホワイトチップ・リーフ・シャーク）は、メジロザメ目メジロザメ科 Carcharhinidae に属するサメである。暖かい海のサンゴ礁に住み、体長2m程度に成長する。鰭の先端の白い斑点が特徴。夜行性である。ネムリブカ Triaenodon は、ネムリブカ1種のみ。」

「ガラパゴスシャークと言えば、ガラパゴスザメはメジロザメ目メジロザメ科に属するサメの1種である。体長2-3mほどになり、大型の個体では3mを越える。名前通りガラパゴス諸島近海をはじめとした東部太平洋付近や大西洋暖海域を生息地にしている。」

「夜のダイビングを楽しめるのも、ココ島ダイバー観光のメリットと言えますよ。」
「はい。」

「ホワイトチップシャークの群れなどを見ることが出来るのは、この夜のダイビングのメリットとなりますよ。」
「はい。」

「実際に行った人の感想では、ココ島に行くのには、片道35時間～40時間ほどかかりますよ。」
「結構かかりますね。」

「そのため、船酔いしてしまうことがあるそうですよ。」
「そうなんだ。」

「自然豊かなココ島国立公園は、日本の裏側の方の国にありますよ。」
「はい。」

「我々日本人には、あまり縁がありませんね。」
「そうですね。」

「それだけに、日本ではあまり見かけることが出来ないさまざまな自然を体験することが出来ますよ。」
「はい。」

「一度、コスタリカのココ島国立公園を観光してはいかがでしょうか。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～コスタリカのグアナカステ保全地域～

「アメリカ大陸の中央に位置する中米コスタリカは、日本人にはあまり馴染のない国かも知れませんね。」
「そうですね。」

「どちらかと言うと、カリブの海賊とか、キューバなどの印象が強い地域ですね。」
「はい。」

「カリブの海賊と言えば、カリブの海賊とは、世界のディズニーパークにあるアトラクションである。カリブの海賊は、ウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションであり、ウォルトの死から3ヶ月後にディズニーランドで初めて公開された。」

「このようなコスタリカですが、昔から自然が多く残され、それが世界遺産として登録されることが多くありますよ。」
「はい。」

「このグアナカステ保全地域も、その一つですよ。」
「はい。」

「中米コスタリカは、どこにあるかご存知ですか？」
「大体わかりますよ。」

「アメリカ合衆国のある北米と、ブラジルのある南米の中間にありますね。」
「はい。」

「中米と言えば、有名な場所としてパナマ運河がありますね。」
「はい。」

「パナマ運河と言えば、パナマ運河は、パナマ共和国のパナマ地峡を開削して太平洋とカリブ海を結んでいる閘門（こうもん）式運河である。パナマ運河の規模は全長約80キロ・メートル、最小幅91メートル、最大幅200メートル、深さは一番浅い場所で12.5メートルである。」

「コスタリカは、パナマ運河のあるパナマの近隣にありますよ。」
「そうですね。」

「コスタリカは、手塚治虫のマンガ「火の鳥」の火の鳥のモデルとなった伝説の鳥、ケツアールが生息する地域としても有名ですよ。」
「そうなんですか。」

「火の鳥のモデルとなった伝説の鳥、ケツアール(キヌバネドリ科の一種、日本ではカザリキヌバネドリと言われています)と言えば、コスタリカは、手塚治虫のマンガ「火の鳥」の火の鳥のモデルとなった伝説の鳥、ケツアールが生息する地域としても有名です。このケツアール、古代マヤ文明では神の鳥としてあがめられていたそうです。また、古代アステカでは農耕神、ケツァルコアトルの使いと信じられていました。そして、このケツアール、これを見るための観察ツアーなども存在します。また、このケツアール、キヌバネドリ科の一種で、日本ではカザリキヌバネドリと言われています。」

「手塚治虫のマンガ「火の鳥」と言えば、『火の鳥』は、火の鳥（不死鳥）を物語の中心にした一連の編より成り立つ手塚治虫による漫画作品である。また、それを原作とした映画、アニメ、ラジオドラマ、ビデオゲームが作成されている。手塚治虫の代表作の一つである。」

「漫画家の手塚治虫と言えば、手塚治虫（1928年（昭和3年）11月3日－ 1989年（平成元年）2月9日）は、日本の漫画家、アニメーター、アニメーション監督である。医学博士。血液型A型。戦後日本においてストーリー漫画の第一人者として、現代にまでにつながる日本の漫画表現の基礎を作った。兵庫県宝塚市名誉市民。」

「このケツアールは、古代マヤ文明では神の鳥としてあがめられていたそうですよ。」
「はい。」

「古代マヤ文明と言えば、マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。メソアメリカ文明に数えられる。大規模な都市遺跡が築かれ始めたのは、形成期後期（先古典期後期）からで、いわゆる「中部地域」で、現ベリーズのラマナイ、グアテマラのペテン低地に、ティカル、ワシャクトゥン、エル・ミラドール、ナクベなどの大都市遺跡が建設され、人口の集中が起こり繁栄した。」

「古代アステカでは農耕神、ケツァルコアトルの使いと信じられていましたよ。」
「はい。」

「農耕神、ケツァルコアトルと言えば、ケツァルコアトルは、アステカ神話の文化神・農耕神である。また、風の神とも考えられた。ケツアルカトル、ケツァールコアトルとも呼ばれる。マヤ文明ではククルカンという名で崇拝されていた。」

「古代アステカと言えば、アステカとは、1428年頃から1521年まで北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家である。自らをメシーカと称した。言語は古典ナワトル語）。」

「このケツアールを見るための観察ツアーなども存在しますよ。」
「そうなんだ。」

「ケツアールは、キヌバネドリ科の一種ですよ。」
「はい。」

「日本では、カザリキヌバネドリと言われていますよ。」
「そうなんだ。」

「この幻の鳥が生息する、グアナカステ保全地域ですよ。」
「はい。」

「このグアナカステ保全地域は、コスタリカ北西部グアナカステ州にある保全地域ですよ。」
「はい。」

「コスタリカ北西部グアナカステ州と言えば、グアナカステ保全地域は、コスタリカの保全地域の一つである。コスタリカは、全国の国立公園や自然保護区を11の保全地域にグループ分けして管理を行うSINAC（Sistema Nacional de Areas de Conservacion de Costa Rica）という制度を導入しているが、グアナカステ保全地域は、そのうちコスタリカ北西部グアナカステ州一帯に位置する保全地域である。1989年8月16日に設定され、1994年にはフンキリャル湾国立野生生物保護区が加わった。」

「グアナカステと言えば、グアナカステ州は、コスタリカの州のひとつである。面積10.140,71平方キロメートル、人口264.238人。州都はリベリア。ニカラグアと国境を接する。ニコヤ半島の北半分を占める。海岸は砂浜が多く、海水浴場として多く利用される。」

「グアナカステ国立公園、サンタ・ロサ国立公園、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園、フンキリャル湾国立野生生物保護区、オリソンテス試験森林が、1999年にユネスコの世界遺産に登録されましたよ。」
「そうなんだ。」

「オリソンテス試験森林と言えば、オリソンテス試験森林は、グアナカステ保全地域内に設定された自然保護区で、農地に転用された地区を再び乾燥した熱帯林に戻す方法を模索することを目的として、試験的な森林回復計画が進められている地区である。」

「フンキリャル湾国立野生生物保護区と言えば、フンキリャル湾国立野生生物保護区は、熱帯性や亜熱帯性の乾燥した森林および湾岸のマングローブ林を保護することを目的に、1995年に設定された保護区である。」

「リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園と言えば、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園は、1973年11月16日に設定された国立公園で、面積は 142 平方km である。コスタリカの北西部に位置し、リンコン・デ・ラ・ビエハ山とサンタ・マリア火山という二つの火山を抱えており、休火山であるチェロ・フォン・ゼーバッハ火山も存在している。国立公園内での最後の噴火はリンコン・デ・ラ・ビエハ山のもので、1998年のことだった。」

「サンタ・ロサ国立公園と言えば、サンタ・ロサ国立公園はコスタリカ北西部の国立公園で、東端にはパンアメリカンハイウェイがあり、向い側にグアナカステ国立公園がある。中心地は、グアナカステ州リベリア市の北方36 km に位置している。」

「グアナカステ国立公園と言えば、グアナカステ国立公園は、コスタリカ北部にある国立公園である。オロシ火山やカカオ火山の斜面から、パンアメリカンハイウェイまで広がっており、そこでサンタ・ロサ国立公園に接している。」

「2004年には、サンタ・エレナ地区が追加で登録されましたよ。」
「はい。」

「サンタ・エレナ地区と言えば、サンタ・エレナ地区は、グアナカステ保全地域内に存在する細長い地域である。公有地でないが、2004年に地主たちと政府当局が合意に達したことから、世界遺産の登録対象に含まれた。」

「グアナカステ保全地域ケツアール以外にも、いろいろな動物が生息していますよ。」
「はい。」

「例えば、ノドジロオマキザルもその一つですよ。」
「はい。」

「ノドジロオマキザルと言えば、オマキザル属は、哺乳網霊長目オマキザル科の分類群の1つで、新世界ザル（中南米に生息する霊長類の総称）に分類される。オマキザル亜科 Cebinae に属する唯一の属であり、この属には9種のオマキザルが属している。体色は種によって異なり、ノドジロオマキザルは白と黒とを基調とし、フサオマキザルなど他の種は褐色ないしそれに近い色を基調としている。」

「ジャガランディ、オセロット、ピューマ、ジャガーなども生息しているようですよ。」

「そうなんですか。」

「ジャガーと言えば、ジャガーは、哺乳網食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類である。古代中米では「雨の神」とされた。体長は頭胴長約120-185cm、尾70-91 cm。体重は45-158 kg。ネコ科の動物としてはトラ、ライオンに次ぐ大きさであり、南北アメリカでは最大。」

「ピューマと言えば、ピューマは、南アメリカ大陸のほぼ全域と北アメリカ大陸の広域に生息する、ネコ目（食肉目）- ネコ科の大型肉食性哺乳類の一種（1種）。ネコ亜科－ピューマ属2種中の1種。ネコ科の中では、ヒョウ、ライオンなどのヒョウ亜科ではなく、イエネコを含むヤマネコと同じネコ亜科に属し、ネコ亜科では最大級の大きさである。」

「オセロットと言えば、オセロットは、哺乳網食肉目ネコ科オセロット属に分類される食肉類である。ここではLeopardus属に含めているが、Felis属に含めてF. pardalisとされることもある。同じ地域に生息するジャガーネコやマーゲイと類似した外観をもつが、オセロットの体長は65-120 cm、尾の長さは 27－61 cm、体重9-16 kg とより大型である。」

「ジャガランディと言えば、ジャガランディは、ネコ亜科のピューマ属に分類される小型のネコ科動物（種）である。中央アメリカと南アメリカに棲息する。平均的個体は体長約65cm、尾長約45cm、体重約6kg。ほっそりとした体形で、イタチやカワウソと相似。」

「グアナカステ保全地域の構成区域の一つ、サンタ・ロサ国立公園は、陸上部分だけでなく、海域部分も世界遺産として登録されていますよ。」
「はい。」

「グアナカステ保全地域への行き方は、アメリカ経由で行くのが一般的ですよ。」
「はい。」

「アメリカ経由でコスタリカの首都サンホセに行き、その後モンテベルデへ行き、グアナカステ保全地域の観光に入るのが一般的ですよ。」
「そうなんだ。」

「モンテベルデと言えば、アレナルから程近いところに位置する、自然保護区である。熱帯雲霧林という一年中霧が立ち込める幻想的な森です。鬱蒼とした森、まさにそのとおりの場所です。40ｍはあろうかという大木、そしてその幹に付着している着生植物達。何百種類という植物がこのエリアに集まっています。またコスタリカはランでもとても有名で1ｃｍに満たないランが沢山あります。」

「コスタリカの公用語はスペイン語ですよ。」
「はい。」

「しかし、ツアーを利用すれば、英語での観光が可能ですよ。」
「そうなんだ。」

「一度訪れてはいかがでしょう。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～コスタリカとパナマのタラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園～

「「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園」の内部は、かなり広域に広がっていますよ。」
「はい。」

「その範囲は、コスタリカとパナマの二カ国にまたがるほどですよ。」
「はい。」

「両方の国から楽しめる世界遺産としても、お馴染みですよ。」
「そうなんだ。」

「しかし、中米の地理をあまりよく知らない方は、「タマランカ山脈ってそもそもどんな場所なの？」という質問が、頭に浮かぶかも知れませんね。」
「はい。」

「タマランカ山脈は、コスタリカとパナマに跨がり、両国の最高峰となっている「チリポ山」という山がありますよ。」
「はい。」

「チリポ山と言えば、チリポ山は、コスタリカの山である。標高は3,820mで、同国最高峰である。周辺地域はその豊かな生態系ゆえチリポ国立公園に指定されており、同公園や世界遺産の「ラ・アミスター国立公園」は高い固有性と生物多様性を具有する地域を擁する。山頂付近は「天空の孤島」で、降雪もある。」

「このチリポ山は、標高3819メートルの高さを誇っていますよ。」
「富士山クラスですね。」

「南米でも、極めて高い山として認知されているスポットですよ。」
「はい。」

「このチリポ山の他にも、「セロ・デ・ラ・ムエルテ峰」などもかなり標高が高くなっており、チリポ山の次に高い山として知られていますよ。」
「はい。」

「セロ・デ・ラ・ムエルテ峰と言えば、タラマンカ山脈の最高峰はコスタリカ、パナマ両国の最高地点に当たるチリポ山で、標高3819mである。二番目に高いのは、もっと登りやすいセロ・デ・ラ・ムエルテ峰である。山脈のカリブ海地域は人跡未踏の場所が多く残っている。」

「これらの山脈の中には、地球上稀にみる固有種が存在していますよ。」
「そうなんですか。」

「あらゆる世界遺産の中でも、極めて重要な世界遺産としても有名ですよ。」
「そうなんだ。」

「ベアードバクやジャガー、ピューマなどのどう猛な動物が棲息している世界遺産ですよ。」
「はい。」

「ベアードバクと言えば、ベアードバクは、動物界脊椎動物門哺乳網ウマ目（奇蹄目）バク科バク属に分類されるバクである。別名チュウベイバク。標高3350mまでの森林や草原、沼、湿地などに生息し、水辺に好んで生息する。」

「周辺には、緊張したムードが蔓延していますよ。」
「はい。」

「ただ広大であるというだけではなく、そのような大自然が保護されていることでも知られている世界遺産ですよ。」
「はい。」

「観光へ訪れた際は、是非珍しい野生動物を観察しましょう。」
「わかりました。」

「コスタリカ側には、「ラス・タブラス保護地域」、「ラ・アミスター国立公園（タマランカ）」、「チリポ国立公園」などが包括されていますよ。」
「はい。」

「チリポ国立公園と言えば、コスタリカ南部、タラマンカ山脈の同国最高峰、標高3820メートルのチリポ山を擁する国立公園である。世界遺産に登録されているラ・アミスター保護区群の一部になっています。」

「ラス・タブラス保護地域と言えば、1983年にコスタリカのラ・アミスター国立公園、イトイ・セレレ生物圏保護区、チリポ国立公園、バルビジャ国立公園、タパンティ国立公園、リオ・マンチョ森林保護区、ラス・タブラス保護地域がユネスコの世界自然遺産として登録されたあと、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられました。コスタリカと隣国パナマにまたがって世界遺産となっています。」

「パナマ側には、「ラ・アミスター国立公園」しか包括されていませんよ。」
「そうなんですか。」

「より広大な世界遺産を観光したいのであれば、コスタリカ側の「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園」を観光するのがベストですよ。」
「はい。」

「是非、コスタリカ側から大自然のロケーションを観光しましょう。」
「わかりました。」

「この世界遺産周辺は、日本とまったく季候が違いますよ。」
「そうなんですか。」

「観光するのであれば、何かと準備が必要ですよ。」
「はい。」

「天候が急変しても問題なく済むように、レインコートや折りたたみ傘などをしっかり準備した上で参戦しましょう。」
「わかりました。」

「中米で有名なパナマ運河がある国、パナマ共和国にある世界遺産が、タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園ですよ。」
「はい。」

「このタラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、コスタリカからパナマ共和国にまたがる世界遺産ですよ。」
「はい。」

「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園で、パナマ共和国側の世界遺産に登録された場所は、ラ・アミスター国立公園のみになりますよ。」
「そうなんだ。」

「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園の一帯は、ベアードバク、ジャガー、ピューマなどの大型哺乳類や鳥類も多く生息していますよ。」
「そうなんですか。」

「海抜3000メートルくらいまでは、タラマンカ山岳森林帯に覆われていますよ。」
「はい。」

「タラマンカ山岳森林帯と言えば、タラマンカ山脈は、コスタリカとパナマの国境に位置する山脈である。海抜3000m辺りまでの山脈は、タラマンカ山岳森林帯に覆われている。」

「海抜1800メートル以上は、クウェルクス・コスタリケンシスが多く自生していますよ。」
「はい。」

「クウェルクス・コスタリケンシスと言えば、タラマンカ山脈は、コスタリカとパナマの国境に位置する山脈である。海抜1800m以上は、オークの巨木であるクウェルクス・コスタリケンシスが支配的な地域である。」

「3000メートルを超えると、灌木の一種や背の低い竹が沢山自生していますよ。」
「そうなんだ。」

「なお、3400メートル以上の地帯では、熱帯の高山草原であるコスタリカ・パラモが沢山自生している環境にありますよ。」
「はい。」

「熱帯の高山草原であるコスタリカ・パラモと言えば、タラマンカ山脈は、コスタリカとパナマの国境に位置する山脈である。3000mを超えると、森林はサブ・パラモの飛び地にかわり、灌木の一種や背の低い竹が支配的になる。3400m以上では、熱帯の高山草原であるコスタリカ・パラモになる。サブ・パラモとパラモの植生は、夜間に霜が降りることと、標高3200m地点では零下5度まで気温が下がることが条件となる。」

「タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園を観光する場合、まず、パナマ共和国に行くことが必要ですよ。」
「そうなんだ。」

「パナマ共和国の観光スポットと言えば、ボカス・デル・トロ、コイバ島国立海洋公園、ダリエン国立公園、パナマ運河が有名ですね。」
「はい。」

「コイバ島国立海洋公園と言えば、ベラグアス県の太平洋岸沖合にあるコイバ島と 38の小島とチリキ県のチリキ湾内周辺の海洋公園で、世界最大級の海洋保護地域である。」

「コイバ島と言えば、コイバ島は中央アメリカ最大の島で、パナマのベラグアス県の太平洋岸沖合いにある。周辺の豊かな海洋生態系に特色があり、国立公園になっていると同時に、ユネスコの世界遺産リストにも登録されている。」

「ボカス・デル・トロと言えば、パナマの北西部の海岸沖にある列島、ボカスデルトーロ県は、英語圏などからこの中南米の国にやってくる旅行者に人気のエコツーリズムスポットです。陸地は 7 つの島 (コロン島、カレネロ島、バスティメントス島など) から成り、県都であり、買い物、食事、ナイトライフを求める人々が集まる "ビッグタウン"、ボカスタウンがあります。」

「実は、コスタリカから続く世界遺産のため、コスタリカ側から観光することが多いのもこの世界遺産、タラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園の特徴ですよ。」
「はい。」

「日本からパナマ共和国に行くには、アメリカを経由するのが一般的ですね。」
「そうなんだ。」

「アメリカのロサンゼルス空港を経由してパナマシティに行き、そこから陸路でラ・アミスター国立公園に向かうのが一般的ですね。」
「はい。」

「アメリカのロサンゼルス空港と言えば、ロサンゼルス国際空港は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市にある国際空港である。IATAコードはLAX。アメリカ西海岸の主なゲートウェイ（玄関口）となる空港の一つ。航空旅客数は約5900万人（2008年）で世界第6位（アメリカ第3位）である。」

「ラ・アミスター国立公園の近隣には、リゾートホテルが多数存在しますよ。」
「はい。」

「特に、プールが付いたホテルは人気ですよ。」
「そうなんだ。」

「大自然の熱帯雨林の中に存在しますので、コテージのようなホテルも多く存在しますよ。」
「はい。」

「一泊当たり4000円くらいからと、さほど高いわけではありませんよ。」
「はい。」

「グアチョと言われる黄色いイカや貝類がたっぷり入った雑炊は、とてもおいしいですよ。」
「そうなんだ。」

「グアチョと言われる黄色いイカと言えば、パナマ共和国にある世界遺産がタラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園です。グアチョと言われる黄色いイカや貝類がたっぷり入った雑炊はとてもおいしいようです。」

「プラタノスと言われるゆでバナナ、これも珍味ですよ。」
「はい。」

「プラタノスと言われるゆでバナナと言えば、パナマ共和国にある世界遺産がタラマンカ山脈＝ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園です。プラタノスと言われるゆでバナナ、これも珍味のようです。これはデザートではありません。」

「これはデザートではありませんよ。」
「そうなんですか。」

「一度行ったら、試してはいかがでしょう。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～パナマのダリエン国立公園～

「パナマ共和国のダリエン国立公園は、パナマ共和国のダリエン県にある国立公園ですよ。」
「はい。」

「パナマ共和国のダリエン県と言えば、ダリエン県は、パナマ東部の県である。同国では面積が最大の県である。高温多湿で熱帯雨林に覆われ、人口はまばらである。現在、ダリエン県の県庁はラ・パルマであり、トゥイラ川(Tuira River)がサン・ミゲル湾(Bay of San Miguel)に注ぐ場所に位置している。」

「ダリエン国立公園と言えば、ダリエン国立公園は、パナマのダリエン県にある、ユネスコの世界遺産にも登録されている国立公園である。コロンビアとの国境付近に広がっており、国境の向い側にはコロンビアの世界遺産であるロス・カティオス国立公園が広がっている。」

「1981年に、世界自然遺産に登録されましたよ。」
「はい。」

「この世界自然遺産には、多くの自然が残されていますよ。」
「そうなんですか。」

「エコツーリズムの観点からも、非常に注目される自然公園ですよ。」
「はい。」

「このダリエン国立公園は、多くの自然が残されていますよ。」
「はい。」

「例えば、動物であればカピバラ、ピューマ、オセロット、ノドチャミユビナマケモノ、セアカリスザル、ベアードバク、ヤブイヌ、アライグマ、パナマスベオアルマジロなどが生息していますよ。」
「いろいろいますね。」

「パナマスベオアルマジロと言えば、スベオアルマジロ属は、アルマジロ科の属の一つであり、4種に分類される。パナマスベオアルマジロはその一つである。」

「アライグマと言えば、アライグマは、哺乳網食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類である。アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語で raccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。」

「ヤブイヌと言えば、ヤブイヌは、哺乳網ネコ目（食肉目）イヌ科ヤブイヌ属に分類される食肉類である。現生種では本種のみでヤブイヌ属を構成する。別名ブッシュドッグ。」

「セアカリスザルと言えば、セアカリスザルは、動物界脊椎動物門哺乳網サル目（霊長目）オマキザル科リスザル属に分類されるサルである。体長25-35cm。体重0.7-1.2kg。背面は赤褐色の体毛で覆われる。リスザル属では最も北に分布する。」

「ノドチャミユビナマケモノと言えば、ナマケモノは、哺乳網異節上目有毛目ナマケモノ亜目 (Folivora) の総称である。ミユビナマケモノ科とフタユビナマケモノ科が現生し、他にいくつかの絶滅科がある。ミユビナマケモノ科は、指が3本であり、小さな尾をもつ。通常哺乳類の頚椎は7個であるが、ミユビナマケモノ科の頚椎は9個ある。首を270度回転させることができるため、体を動かさずに周りの葉を食べることができる。体長50-60センチメートル。中央・南アメリカの森林地帯に生息している。長く太いかぎ爪を持ち、セクロピアの木の葉などを食べる。」

「カピバラと言えば、カピバラは、カピバラ属唯一の種である。現生種の齧歯類（げっしるい）では最大の種である。南アメリカ東部アマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息する。近縁のケロドンやいくつかの化石種と合わせてカピバラ科もしくはテンジクネズミ科カピバラ亜科を形成する。」

「植物であれば、マングローブ林、ヤシ林など、熱帯雨林に多彩な植物が自生していますよ。」
「はい。」

「ヤシ林と言えば、パナマ共和国にあるダリエン国立公園は、パナマ共和国のダリエン県にある国立公園です。植物であればマングローブ林、ヤシ林、など、熱帯雨林に多彩な植物が自生しています。」

「マングローブ林と言えば、パナマ共和国にあるダリエン国立公園は、パナマ共和国のダリエン県にある国立公園です。植物であればマングローブ林、ヤシ林、など、熱帯雨林に多彩な植物が自生しています。マングローブ林は、紅樹林ともいう。熱帯の川口付近で潮の干満の影響を受けるところに生じる特殊な植生で、日本でも琉球諸島の各地に発達しているほか、鹿児島喜入（きいれ）に北限地がある。ヒルギ科の植物が主相となり、構成種数は多いところでも30種程度であるが、そのほとんどはマングローブ林に固有のものである。」

「この国立公園の見所として、アメリカ先住民族のチェコ人が生活しており、伝統的な文化を守り続けていますよ。」
「はい。」

「このアメリカの先住民族をインディオと呼びますよ。」
「そうなんだ。」

「最近では、このインディオという呼び方をあまりせず、ナティーボという言い方をする場合が多くなっていますよ。」
「はい。」

「アメリカ先住民族のチェコ人(このアメリカの先住民族をインディオと呼びます。最近では、このインディオという呼び方をあまりせず、ナティーボという言い方をする場合が多くなっています。)と言えば、パナマ共和国にあるダリエン国立公園は、パナマ共和国のダリエン県にある国立公園です。アメリカ先住民族のチェコ人が生活しており、伝統的な文化を守り続けています。このアメリカの先住民族をインディオと呼びますが、最近ではこのインディオという呼び方もあまりせず、ナティーボという言い方をする場合が多くなっています。」

「ダリエン国立公園を散策する中で、アメリカ先住民族に出会った時、インディオという呼び方をすると、嫌がられてしまう可能性が高いですよ。」
「はい。」

「このナティーボという言い方は、是非覚えておいた方が良いかも知れませんね。」
「わかりました。」

「このアメリカ先住民族は、ユーラシア大陸からアメリカに渡ったアジア系人種の末裔と考えられていますよ。」
「はい。」

「このダリエン国立公園を観光するためには、首都パナマ市から約18キロメートル離れたトキュメン国際空港に行く必要がありますよ。」
「はい。」

「トキュメン国際空港と言えば、トクメン国際空港は、パナマのパナマシティ東側郊外にある国際空港である。コパ航空の本拠地である。2006年に大幅拡張・改装を行なった。現在、中南米で唯一2本の滑走路を使用している空港であり、中央アメリカで最も乗降客の多い空港である。」

「この空港に行くためには、日本からの直行便が出ていませんよ。」
「そうなんだ。」

「アメリカの主要都市や中南米の都市の空港を経由するのが、一般的と言われていますよ。」
「はい。」

「パナマまでのフライト時間は、16時間～19時間ですよ。」
「はい。」

「東京からロンドンへ行くよりも、何時間も多い時間をフライトに費やすことになりますよ。」
「そうなんだ。」

「このダリエン国立公園を観光するにあたって、楽しみはグルメになると思いますよ。」
「そうなんですか。」

「このグルメは、ラテンアメリカ諸国の食文化の影響を受けていますよ。」
「はい。」

「主食は、日本と同様米ですよ。」
「そうなんですか。」

「代表的な料理は、サンコーチョ、セビッチェ、トルティーヤなどですよ。」
「はい。」

「トルティーヤと言えば、トルティーヤは、すり潰したトウモロコシから作る、メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカの伝統的な薄焼きパンである。現代では、小麦粉から作られた同様のものもトルティーヤと呼ばれている。」

「セビッチェと言えば、セビチェは、ラテンアメリカで食べられる魚介類のマリネである。ペルーやメキシコなどの名物料理。ラテンアメリカの中でも主に太平洋に沿った、新鮮な魚介類がとれる地方で広く食べられている。」

「サンコーチョと言えば、サンコーチョは、中南米のカリブ沿岸諸国でポピュラーな、チキンと野菜をじっくり煮込んだスープである。コロンビアでは、輪切りのとうもろこしをまるごと入れます。」

「乳製品でケソ・ブランコという地チーズがありますよ。」
「はい。」

「パナマ共和国自体、亜熱帯気候で高温多湿のため、フルーツが多く採れますよ。」
「そうなんだ。」

「そのフルーツから作られたトロピカルフルーツで、バティードスやチチャがよく飲まれていますよ。」
「はい。」

「チチャと言えば、パナマ料理は先住民と、他のラテンアメリカ諸国の食文化の影響を受けている。豊富にとれるトロピカルフルーツから作られた、バティードス(シェーキ)やチチャ(ジュース)がよく飲まれている。」

「バティードスと言えば、パナマ料理は先住民と、他のラテンアメリカ諸国の食文化の影響を受けている。豊富にとれるトロピカルフルーツから作られた、バティードス(シェーキ)やチチャ(ジュース)がよく飲まれている。」

「これも、ダリエン国立公園を観光した上で味わうと、非常に良いと思われますよ。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～パナマ・ビエホとパナマ歴史地区～

「パナマ共和国にあるパナマ・ビエホとパナマ歴史地区は、パナマ共和国の首都、パナマシティ内にある建築構造群の中で、文化財に登録されている建築物のことを指しますよ。」
「はい。」

「具体的には大聖堂、中央広場、女子修道院、貯水タンク、コンパニア・デ・ヘレース修道院、サン・ファン・デ・ディオス病院、サン・フランシスコ会修道院、テリン邸跡、司教館・アラルコン邸跡、サント・ドミンゴ修道院、ジェノバ人の家、統治府、町議会棟、メルセー修道院、マタデーロ橋、クリスマス砦、王の橋、サン・ホセ修道院などがありますよ。」
「いろいろありますね。」

「サン・ホセ修道院と言えば、パナマ共和国にあるサン・ホセ修道院は、王の橋の南に位置する男子修道院である。17世紀の最盛期に描かれた町の地図にも記されていないことから建設（進出）そのものが遅かったものと思われる。現在では教会の遺構（東西、南北ともに20m）のみを見ることができる。」

「王の橋と言えば、パナマ共和国にある王の橋は、歴史公園の北端に位置する全長35mほどの橋である。1619年に従前の木造橋からアーチ型石造橋に造り変えられた。完成は1634年。この橋を多くのロバがカリブ海に停泊するガレオン船に積み込むために南米インカの財宝を積んで通り過ぎた。」

「クリスマス砦と言えば、パナマ共和国にあるクリスマス砦は、建設年代は不詳である。マタデーロ橋の東詰めに位置する10m四方の現存する唯一の守備施設である。1607年以前の史料に見えないことからそれ以後の建設であったといえる。砦には数名の兵士が常時駐留し、若干の大砲が配備されていた。」

「マタデーロ橋と言えば、パナマ共和国にあるマタデーロ橋は、歴史的にも古く、16世紀末から17世紀初頭にかけて従来の木製橋から全長12mの石橋に架け替えられた。この橋が架かる川を境に市内と市外に区別されている。橋の西詰め（市外）には囲いを持つ公設の屠殺場があった。」

「メルセー修道院と言えば、パナマ共和国にあるメルセー修道院は、大聖堂を中心とした町づくりの中で、孤立するかのように町の西外れに設立されたメルセル会の男子修道院である。北側に祭壇を有し、南の海に向かって建っていたことがわかっている。」

「統治府と言えば、パナマ共和国にある統治府は、15m四方、ほぼ正方形の中2階を持つ建物である。現在では建物の基礎のみが残っている。北側は大聖堂と幅2mほどの細い路地をはさんで接している。」

「ジェノバ人の家と言えば、パナマ共和国にあるジェノバ人の家は、16世紀以降、当地での黒人に特化した人身売買を独占的に行っていたジェノバ（イタリア）人の屋敷跡である。屋敷は石造2階建てで上層階は木造だったと推定される。」

「サント・ドミンゴ修道院と言えば、パナマ共和国にあるサント・ドミンゴ修道院は、大聖堂の北100mのところに位置する東西60m、南北55mの建物を有するドミニコ会の男子修道院である。設立は16世紀の終わりから17世紀の初頭にさかのぼることが今日の調査・研究によって知られている。」

「司教館・アラルコン邸跡と言えば、パナマ共和国にある司教館・アラルコン邸跡は、大聖堂の正面入り口北側に位置する建物である。1640年ごろまではこの地に大聖堂で奉仕する司教の木造建物があった。」

「テリン邸跡と言えば、パナマ共和国にあるテリン邸跡は、大聖堂の西側、中央広場の北側に位置する16世紀末から17世紀初頭の町の有力者フランシスコ・テリンの邸宅跡である。現在は母屋部分（東西45m、南北30m程度）と北に接する2棟の小建物の基礎が若干残っているに過ぎない。」

「サン・フランシスコ会修道院と言えば、パナマ共和国にあるサン・フランシスコ会修道院は、女子修道院の南西に位置するフランシスコ会の男子修道院である。東に位置する女子修道院と同規模の敷地面積を有し、建物自体は南北に長かったことが当時の地図によって知られている。」

「サン・ファン・デ・ディオス病院と言えば、パナマ共和国にあるサン・ファン・デ・ディオス病院は、町で唯一の療養施設である。現在は西側（45m）と北側（30mほど）に高い石壁が残っているのみである。歴史的に見て建物群はサン・フアン・デ・ディオス修道士によって土地が取得された17世紀には完成をしていたようである。1620年には病院はまだ小さく、民有地を間借りしていた。」

「コンパニア・デ・ヘレース修道院と言えば、パナマ共和国にあるコンパニア・デ・ヘレース修道院は、16世紀後半から17世紀初頭にかけて建設された敷地東西85m、南北55mのイエズス会の修道院である。大聖堂から西に向かう大通りの北側に位置し、西側では女子修道院と路地を挟んで接している。建物群は東側に集中している。通りに面した教会施設の北側に中庭を配し、周囲にその他の建物群（内庭回廊）が配置されている。」

「大聖堂を中心に西地区、北地区の三地域に分かれる広大な世界文化遺産になりますよ。」
「はい。」

「この中で最もおススメなのは、大聖堂の近くにある付属博物館ですよ。」
「はい。」

「このパナマ共和国のパナマ・ビエホとパナマ歴史地区を観光するためには、日本からの直行便がありませんよ。」
「そうなんですか。」

「アメリカの空港経由で行くのが、一般的ですよ。」
「はい。」

「アメリカ・ロサンゼルスの空港からパナマ共和国の航空会社、コパ航空を利用し、中南米最南端の国、パナマシティに向かいますよ。」
「はい。」

「パナマ共和国の航空会社、コパ航空と言えば、コパ航空（Copa Airlines）は、パナマの航空会社である。正式社名は、スペイン語名のCompania Panamena de Aviacion, S.A.（パナマ航空会社）。COPAはその略称であり、Copa Airlinesはそのブランドである。」

「パナマシティの旧市街が、パナマ・ビエホとパナマ歴史地区ですよ。」
「そうなんだ。」

「そこに滞在することになりますよ。」
「はい。」

「初めて行く方は、ツアーなどを利用することをおススメします。」
「わかりました。」

「このパナマ・ビエホとパナマ歴史地区に関しては、中南米最南端の国の中心、つまり首都にありますので、ツアーが多く組まれていますよ。」
「はい。」

「料金的には30万円代で、約１週間程度の旅になるようですよ。」
「はい。」

「このパナマ・ビエホとパナマ歴史地区だけのツアーは少ないですよ。」
「そうなんですか。」

「パナマ運河もセットになっているツアーが、最も多いと言われていますよ。」
「はい。」

「ただ、このパナマ・ビエホとパナマ歴史地区で注意しなければならないことがありますよ。」
「どういうことですか。」

「実は、パナマ・ビエホとパナマ歴史地区の北地区、サン・ホセ修道院と王の橋のあたりは治安が悪化していますよ。」
「そうなんですか。」

「このため、外国人旅行者の犯罪被害が多く発生していますよ。」
「危険ですね。」

「したがって、単独で散策することはおススメできませんよ。」
「わかりました。」

「遺跡と住宅の地域が接している地域も、外国人旅行者には何があるのか分からない地域となっていますよ。」
「はい。」

「単独で散策することは、注意した方が良いと言われていますよ。」
「はい。」

「観光する場合には、ツアーの場合、ガイドの注意をよく聞くことですね。」
「そうですね。」

「日本の外務省の海外安全情報をこまめにチェックすることですね。」
「はい。」

「最近はやっているスマートフォンの海外パケ放題などを利用し、きちんと情報を得ることなどをおススメします。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～パナマのカリブ海側の要塞群のポルトベロとサン・ロレンソ～

「中南米の最南端の国、パナマ共和国にあるパナマのカリブ海側の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソは、パナマ共和国で最も早く世界遺産に登録された遺産ですよ。」
「はい。」

「ポルトベロに残る5つの要塞跡と、サン・ロレンソ要塞の遺構から構成されていますよ。」
「はい。」

「サン・ロレンソ要塞と言えば、パナマのカリブ海沿岸の要塞群：ポルトベロとサンロレンソは、1980年に登録された世界遺産（文化遺産）だが、2012年に危機遺産リストに登録された。一連の要塞建設の一つとして、湾から南西に60km離れたチャグレス川の河口近くに建造されたサン・ロレンソ要塞は、17世紀の建設当時の姿を今に伝えており、これらの要塞群が植民地物産の積み出し港を守った建造物として文化的な価値を有すると評価され、世界遺産に登録された。しかし城壁や砲台などの遺産は補強が必要で、風雨による浸食も進んでおり、世界遺産委員会は10年以上前から警告を発してきたが、十分な保護の対策が採られていないことから2012年に危機遺産リスト入りした。」

「ポルトベロの5つの要塞と言えば、パナマのカリブ海沿岸の要塞群：ポルトベロとサンロレンソは、1980年に登録された世界遺産（文化遺産）だが、2012年に危機遺産リストに登録された。パナマ中部、コロン州のカリブ海沿岸にあり、「美しい港」という意味をもつポルトベロは、1597年以降、スペイン人が港を整備し、新大陸から本国スペインへ物産や財宝などを運ぶ積み出し港として繁栄した。海賊の襲撃に備えるため、湾の入り口などに、サン・クリストバル要塞をはじめ5つの堅固な要塞を次々と築いた。」

「このパナマのカリブ海側の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソは、パナマ共和国の中央のカリブ海の海岸に17世紀から18世紀に構築された沿岸防衛のための要塞ですよ。」
「そうなんだ。」

「ジブラルタル海峡にあるジブラルタル要塞、ナチスドイツが構築した西大西洋沿岸部要塞のようなものですね。」
「はい。」

「ナチスドイツと言えば、ナチス・ドイツは、国家社会主義ドイツ労働者党（ナチ党）が政権を掌握していた1933年から、第二次世界大戦の敗北によってナチ党政権が崩壊する1945年までのドイツ国を指す呼称である。正式な国名は帝政ドイツ、ヴァイマル共和国を通じて「ドイツ国（Deutsches Reich、ドイチェス・ライヒ）」であった。ドイツによるオーストリア併合以降、民間などの間で「大ドイツ国（Groβdeutsches Reich、グロースドイチェス・ライヒ）」の呼称が使われ始めた。」

「ナチスドイツが構築した西大西洋沿岸部要塞と言えば、大西洋の壁は、第二次世界大戦中にイギリス本土からの連合国軍の侵攻に備えて、ナチス・ドイツによってヨーロッパ西部の海岸に構築された、2685kmに及ぶ広範囲な海岸防衛線である。最初は港湾施設の要塞化から始まり、1943年からは次第に上陸作戦迎撃用の施設も建設されていった。「大西洋の壁」は結局完成しなかった。1942年から1944年にかけて、砲台、トーチカ、地雷原より成る壁は（完成度に差はあるものの）フランス・スペイン国境からノルウェーまで及んだ。」

「ジブラルタル要塞と言えば、ジブラルタルの岩は、ヨーロッパのイベリア半島南端にあたるジブラルタルにある、岬をなす一枚岩の石灰岩である。高さ426メートル。この山はイギリス領であり、スペインと国境を接する。1939年に第二次世界大戦が発生すると、当局は一般市民をモロッコ、イギリス、ジャマイカ、マデイラ諸島へ避難させ、これにより軍は、起こりうるドイツ軍の攻撃に対しジブラルタルを要塞化することができた。」

「ジブラルタル海峡と言えば、ジブラルタル海峡は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡である。北はスペイン（イベリア半島）およびジブラルタル、南はモロッコであり、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口として軍事上・海上交通上、きわめて重要な位置を占めてきた。」

「このパナマのカリブ海側の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソ建設のおかげで、海賊などからの襲撃が減り、治安が安定しましたよ。」
「そうなんですか。」

「ペルーなどをはじめとする南米各地からの金銀の集積地として、メキシコのベラクルス、コロンビアのカルタヘナと並んで、大西洋沿岸の貿易のハブとして繁栄していきましたよ。」
「はい。」

「コロンビアのカルタヘナと言えば、カルタヘナは、コロンビアの都市である。ボリーバル県の県都。人口107万5千人（2006年）。カリブ海に面した港町で、「カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群」が世界遺産に登録されている。国内きっての観光地である。」

「メキシコのベラクルスと言えば、ベラクルスは、メキシコ湾に面するメキシコ合衆国ベラクルス州の基礎自治体である。ベラクルスはメキシコシティのメキシコ湾側の外港としての役割を持つ、メキシコの主要な港湾都市の一つである。面積は241 平方キロメートル。2005年の人口調査によると、人口は基礎自治体全体で512,310人である。周辺都市を含めたベラクルス都市圏の人口は702,394人であり、メキシコ湾岸に位置するメキシコの都市圏としては、人口803,169人のタンピコ都市圏に次ぐ。」

「ペルーと言えば、ペルー共和国、通称ペルーは、南アメリカ西部に位置する共和制国家である。北にコロンビア、北西にエクアドル、東にブラジル、南東にボリビア、南にチリと国境を接し、西は太平洋に面する。首都はリマ。紀元前から多くの古代文明が栄えており、16世紀までは当時の世界で最大級の帝国だったインカ帝国（タワンティン・スウユ）の中心地だった。」

「ここの見所は、鋳造された砲が見られることですよ。」
「そうなんだ。」

「当時の砲は、先込式の砲ですよ。」
「はい。」

「火薬を前から詰め、玉を入れて火縄か火つけ石で点火、発砲しますよ。」
「はい。」

「多分、砲のさびの状態から言って、当時のものであると思いますよ。」
「そうなんだ。」

「実際行って確認してみるのも、また旅の醍醐味となると思いますよ。」
「はい。」

「要塞は敵を見渡せる位置に立地しますね。」
「はい。」

「要塞から見る海の眺めは最高ですよ。」
「そうでしょうね。」

「この景色を堪能するのも、また旅の醍醐味になると思いますよ。」
「はい。」

「パナマのカリブ海側の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソは、実は見所満載の観光スポットですよ。」
「そうなんだ。」

「このパナマのカリブ海側の要塞群：ポルトベロとサン・ロレンソは、日本からの観光ツアーは、皆無に等しいですよ。」
「そうなんですか。」

「したがって、パナマ共和国まで行って、現地に直接行くことをおススメします。」
「わかりました。」

「パナマ共和国へは、パナマシティまでの観光ツアーが多く出ていますよ。」
「はい。」

「アメリカの各地域の空港、特にロサンゼルス空港などを経由して行くことになりますよ。」
「はい。」

「パナマ共和国に支店のある旅行会社に問い合わせをして、オプショナルツアーとして組み込めることをおススメします。」
「わかりました。」

「もちろん、旅行の達人であれば、自分自身で全ての行程を組み立てることが出来ると思いますよ。」
「はい。」

「初心者の場合、旅行会社を経由することをおススメします。」
「わかりました。」

中米の世界遺産とコスタリカやパナマから中央アメリカ～パナマのコイバ国立公園とその海洋特別保護地域～

「コイバ国立公園とその海洋特別保護地域は、中米パナマ共和国にある世界遺産ですよ。」
「はい。」

「コイバ国立公園とその海洋特別保護地域の中心になるコイバ島は、パナマ共和国でも有名な監獄島でしたよ。」
「そうなんですか。」

「このため、警戒厳重で開発などが行われない状態が長く続きましたよ。」
「はい。」

「開発されない状態が続くと言うことは、自然がそのまま残ると言うことを意味しますね。」
「そうですね。」

「このコイバ島の監獄自身は、2004年に閉鎖されましたよ。」
「はい。」

「この監獄島のあったコイバ国立公園とその海洋特別保護地域は、島の75％が原生林ですよ。」
「はい。」

「コンゴウインコの原生種の大群を、今でも見ることが出来ますよ。」
「そうなんですか。」

「コンゴウインコと言えば、コンゴウインコは、インコ科の多くの属のうち6属に分類される大型の色鮮やかな新世界（南北アメリカ大陸）産のインコの総称である。インコ科の中では体長および翼長が最大の鳥である。ただし体重は飛べないインコであるフクロウオウムのほうが重い。」

「このコイバ島の周囲は、サンゴ礁で囲まれていますよ。」
「はい。」

「そのため、海洋特別保護地域にもなっていますよ。」
「そうなんだ。」

「このサンゴ礁を中心に、バーバーフィッシュ、クモウツボ、ブラックストライプセイラマなどが生息していますよ。」
「はい。」

「クモウツボと言えば、小型で温和なウツボです。色も綺麗で人に慣れるのでちょっと変わった魚が好きな人にはオススメです。脱走が上手く、フィルターの吸い込み口から濾過層に入ってしまったり、水槽外に出てしまったりしますので水槽の蓋は必ず設置したほうが良いです。」

「バーバーフィッシュと言えば、バーバーフィッシュは、珊瑚礁の周りに群れを作っていることが多いです。20cm程度の大きさになります。コルテス海ではよく見かける種です。大型の魚のクリーニングをすることが知られています。ココ島ではシュモクザメのクリーニングをするそうです。」

「さらに、ザトウクジラ、サメ、ジンベイザメ、シャチなどがやってきますよ。」
「そうなんだ。」

「ザトウクジラと言えば、ザトウクジラは、クジラ目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科に属するヒゲクジラの一種である。体長11 - 16m、体重30tほどの中型だが、とくに南半球の大きなものは19m、胸ビレの長さ6m、40tと、大型種に匹敵する体躯に達する事がある。個体数の減少から1966年に商業捕鯨が禁止されている。」

「残念ながら、日本から直接見学するツアーは殆どありませんね。」
「そうなんですか。」

「日本から行く場合には、アメリカのロサンゼルスなどの空港を経由するか、中南米の主要都市にある空港を経由するかを選択することになりますね。」
「はい。」

「そして、現地のダイビング会社に依頼して、コイバ国立公園とその海洋特別保護地域に向かいますよ。」
「はい。」

「もちろん、近くでサーフィンなども楽しむことのできますよ。」
「そうなんだ。」

「事前準備のためにサンタカタリナの街に滞在し、いろいろと準備する方も多いようですね。」
「はい。」

「サンタカタリナと言えば、サンタ・カタリナ・サンタ・カタリーナはスペイン語、ポルトガル語で聖カタリーナ（英語の対応名はキャサリン）を意味し、この名にちなんだ地名がアメリカ合衆国の一部などの旧スペイン領地域を含むスペイン語圏やポルトガル語圏に多数存在する。」

「ダイブガイドを選ぶには、口コミ情報になりますよ。」
「はい。」

「インターネット上の旅行口コミサイトを確認するのも、非常に有益ですね。」
「そうなんだ。」

「ただ、旅行口コミサイトを見ていると、費用は結構かかるようですよ。」
「そうなんですか。」

「それでも、特別な体験ができるのが、コイバ国立公園とその海洋特別保護地域ですよ。」
「はい。」

「クジラなどが生息し、そのクジラが見られると非常に人気のあるスポットですよ。」
「はい。」

「旅行口コミサイトによると、きちんとしたダイブガイドを選べば、数日のコイバ島の滞在で、とても多くの知識をガイドから得ることも可能ですよ。」
「そうなんだ。」

「コイバ国立公園とその海洋特別保護地域は、日本から直接観光ツアーとして行くことは難しいですよ。」
「はい。」

「可能であれば、一度訪れてみることをおススメします。」
「わかりました。」

「パナマ共和国のコイバ国立公園とその海洋特別保護地域では、プライスレスなひとときを味わうことが絶対できると思いますよ。」
「はい。」

「おススメの観光スポットですよ。」
「わかりました。」

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