保険/自動車保険おすすめ~基本・交通事故に備える・病気や怪我に備える・子供のための学資保険・災害や火災に備える~
保険にはいろいろな種類がありますが、昔に比べると保険の種類やサービスが細かく多様化していることから保険を選ぶ場合は、自分の希望する条件にピンポイントの保険選びが可能になりました。
保険の加入率で多いのが医療保険ですが、もともと国民健康保険という強制加入義務のある保険があるのにも関わらず、任意の医療保険が用意されているのは国民健康保険が病気や怪我をした場合に保証が十分ではないことが理由として挙げられますが、もともと国民健康保険は医療費を少しでも負担することを目的とした健康保険なので、怪我や病気をした場合に支払を抑えることはできますが、生活を助けてもらうことはできません。
そのため、医療保険という保険があるのですが、医療保険はプランも多く種類も多いため、保険選びが難しい保険の一つですが、最近ではインターネットで簡単に情報が集められるようになったのでインターネットを有効に活用するとよいでしょう。
また、自動車保険も医療保険と同じで車に乗る場合は強制加入義務のある自賠責保険という保険がありますが、自賠責保険だけでは保証が不十分なので、自分で保障内容をさらに増やすことを目的として加入するのが自動車保険となっています。
自動車保険もプランが多く種類も多くなっていますが、何を補償してもらうかによって保険選びをすることができるため、あらかじめ自動車保険に求めるものをリストアップしておくことでスムーズな保険選びが可能になります。
そして、昔はそこまで充実していなかった学資保険や火災保険、災害保険なども最近では必要性を増しているということもあって、かなり種類が増えてきています。
特に災害保険に関しては、続く自然災害によって近年ニーズが高まっている保険ですが、歴史が浅い保険ということもあって、まだまだ認知度の低い保険なので保険選びは慎重に進めることが大事です。
このサイトでは保険の基本から保険選びまで細かく解説していきます。
保険/自動車保険おすすめ~保険の基本~
保険の意味
最近では様々なタイプの保険が誕生していますが、保険を取り扱う保険代理店の数もどんどん増えており、インターネットが普及したことによってインターネットでも保険を選ぶことが可能になりました。
日常生活を送る上で何らかの保険には加入していると思いますが、保険は自分で加入するタイプの保険もあれば、国民健康保険など加入義務のある保険など、保険と一言で言っても強制加入義務のある保険と任意加入の保険がありますが、保険会社や保険代理店は任意加入の保険に力を入れています。
保険は毎月一定の保険料を支払っていくのが普通で、保険によっては年払いのところもありますが、このように支払に問題無いくらいの金額のお金を払っておくことで、何かのきっかけでお金がたくさん必要になった場合でもこの積み立てた保険料から支払うことができます。
これが保険のメリットと言えますが、何もなければ積み立てたお金は戻ってこないため、保険の加入を考える場合は予算と保証など総合的に視点からタイプを選んでいく必要があります。
保険は種類も多く、種類によってプランも枝分かれてしているため、保険の仕組みを理解するのは難しいですが、保険の代理店では保険の相談員を用意しているところも多く、保険の相談員に相談することで保険について詳しく教えてもらうことができます。
ただし、保険の相談は有料と無料タイプがあるので、できれば無料のところで聞くようにして無駄な出費を抑えましょう。
保険の歴史
保険と言うと、自動車保険や医療保険や災害保険など、いろいろな保険のタイプが頭にイメージされるかと思いますが、もともとの保険の始まりは生命保険から始まったと言われており、その歴史は古く16世紀頃には現在のような生命保険の仕組みの前身が確立されていたと言われています。
この頃は知り合い同士でお金を集めて、何かあった場合に利用できるように積み立てていただけなので、現在のような複雑な保険の方程式はありませんでしたが、18世紀を過ぎたころになると、死亡率から算出された複雑な計算式により生命保険の計算式が作られることになり、現在の生命保険に近い形の生命保険が誕生しました。
日本で保険制度が始まったのは、19世紀に入ってからだと言われていますが、この保険制度は18世紀頃にヨーロッパで作られた保険制度が日本に入ってきたと言われており、現在の生命保険制度にはこの頃の生命保険の名残が残っています。
生命保険を軸として様々な保険が生まれることになりましたが、特に種類が増えることになったのが戦後と言われており、高度成長期に入るに伴って自動車保険や医療保険など基本的な保険も生まれました。
保険が普及したきっかけにインターネットがあると言われていますが、21世紀になるとインターネットで情報を集められるようになったことに加えて、ネット販売システムが構築されたことで保険会社もネット販売に力を入れるようになり、現在のような保険市場の仕組みができました。
店舗型の保険会社
保険を契約する場合に、店舗型の保険代理店に足を運んで保険の相談員に相談して保険を選ぶというのが、一昔前までの保険スタイルでしたが、最近ではインターネット環境が整ったことで保険をネット販売するところも増えており、インターネットの利便性を活かしたサービスで人気を集めています。
ネット保険販売店の普及で、店舗型の保険代理店も昔ほどの勢いは無くなりましたが、代理店だからできるメリットを最大に活かした保険サービスを行うようになり、代理店には代理店のメリットがあると言えます。
店舗型のメリットというと、直接足を運んで保険の相談員と話しをすることができるということですが、保険は非常に仕組みが複雑ということもあって、自分だけですべてを理解するのは非常に難しくなっています。
同じ保険商品でも保険会社によって金額が全く違うことがあるように、保険選びを間違えてしまうと損をすることになるので、保険の仕組み知った上で保険の契約を進めたいと言う人も少なくないと思います。
店舗型の保険代理店になると分からないことがあれは親切に教えてくれますが、昔は保険の相談員に保険の相談をするというと、それだけでお金がかかっていましたが、最近では無料で相談を受けられるところが多くなっており、金銭的な負担もなく相談ができるというのもメリットです。
また、販売店で話しを聞くとキャンペーンが受けられるようなサービスもあるので、お得にキャンペーンを利用して安い保険を選ぶことができます。
無店舗型の保険会社
保険の歴史はこの100年で大きく2回大きな動きがありましたが、一つは高度経済成長期で、この時期に現在の数ある保険のほとんどが生まれることになり、現在の保険市場の基盤を作ることになりました。
そして、もう一つは21世紀に入る前から入った後にかけてのIT革命で、この時期に保険会社や保険代理店のIT化が急速に進む、以前に比べると細かい顧客管理やサービスが可能になったことに加えて、インターネット上で保険商品を売ることができるようになりました。
昔は店舗を持っている保険代理店が保険の窓口として主流でしたが、最近ではインターネット上に店舗をもたない無店舗タイプのネット販売店が勢いよく伸びてきており、ITを保険事業に活かした取り組みで人気を集めています。
ネット販売店のメリットと言えば、インターネットで気軽に申し込みができるということですが、店舗がある保険代理店に比べると人件費や店舗維持費用が必要無いということからコストを大幅に削減することが可能で、削減できたコストの一部を保険料金に還元することで保険料金の値下げに成功しています。
これが無店舗型の保険会社の強みだと言えますが、無店舗型の保険会社の場合はIT技術をコンテンツに多く取り入れているところが多く、保険をアプリで管理することが可能になっているところやネット上で管理することが可能になっているところもありますが、いずれの場合も手持ちのスマートフォンで簡単に利用することができます。
保険の見直し
保険を選ぶ場合に、保険の見直しを検討したいということで保険を選ぶ人も少なくないと思いますが、保険には色々な種類があるため、保険の見直しをする場合は慎重に行う必要があります。
全く同じ保障内容の保険でも保険会社によって保険料が変わってくることがありますが、これはそれぞれの保険会社で独自の保険プランを用意しているためなので、例えばA社とB社という保険会社があるとして、同じ保障内容を比べた時に自動車保険の保険料がA社の方が高くても医療保険になるとB社の方が高いということもあるため、この保険会社だから保険料が安いということはなく、保険会社が提供している保険プランによって保険料が変わることがあります。
これが保険選びの難しいところですが、保険選びに失敗しないためには事前に保障してもらう内容を細部まで決めておいて、同条件で複数の保険会社から見積もりを取ってもらう方法がベストだと言えます。
ただし、保険会社によっては保険契約が決まった場合に、キャンペーンサービスをしてくれるところもあるため、キャンペーンや保険会社のサービスなども総合的に考えることが大事です。
また、保険の見直しをする場合は、保険の見直しをするだけでキャンペーンを受けることができる保険の比較サイトがありますが、保険比較サイトを利用することによってスムーズに保険会社を比較することができることに加えて、お得なキャンペーンを受けられるのでおすすめです。
終身保険とは
生命保険や医療保険になると終身保険という名称を耳にするようになりますが、生命保険や医療保険は年を取るにつれて保険料が増えていくのが一般的となっており、年齢が若いほど保険料は安いのが普通です。
これは生命保険や医療保険の保険が支払われるケースで多いのが、加齢による病気や寿命となっていることから、年を取れば取るほど保険が使われる可能性が有るので、保険会社は年齢が高くなれば高くなるほど保険料を上げているのですが、終身保険というのは加入から死亡するまで保険料が全く変わらない保険のことで、加齢による保険料の増加が無いということが一番のメリットとなっています。
終身保険は年齢が若ければ若いほど安く加入することが可能で、年を取れば取るほど終身保険の保険料は上がりますが、一度加入すると保険の更新が無いため、同じ保険料を支払うだけで保険サービスが受けられるようになっています。
また、通常の保険料だと掛け捨てになるので、解約しても一円もお金が返ってこないのが普通ですが、終身保険の場合は解約した場合に掛け金の一部が戻ってくるため、終身保険を支払っていく中でお金が返せない状態になった場合に臨時金がもらえるので助かります。
ただし、解約して手元に入る一時金は掛け金の一部なので、途中で終身保険を解約してしまうと損をすることに加えて、再度終身保険に入る場合は以前の保険料よりも保険料が高くなってしまうので負担がさらに大きくなってしまいます。
保険/自動車保険おすすめ~交通事故に備える保険~
車を運転するなら自動車保険
車を運転する場合に加入するのが自動車保険ですが、自動車を運転していると誰でも交通事故の加害者になるおそれがありますから、自動車を運転する以上は被害者のことも考えて補償が充実した保険を選びたいものです。
自動車保険は事故を起こした場合に被害者の補償が最低限できるように強制加入義務のある保険を用意しているので、自動車を運転していて事故を起こした場合でも少しは補償がされるような制度にはなっているものの、強制加入義務のある保険の場合はドライバーの負担を少しでも減らせるように保険料もできるだけ抑えているということで、補償内容は最低限の補償になっているため、自動車事故のリスクから考えると不十分だと言えます。
そのため、自動車を運転する多くの人は自分から自動車保険に加入して事故に備えていますが、自分で自動車保険に加入する場合は様々なオプションプランや特約を予算に応じて選んで行くことができるため、お金をかければどんな事故が起こってもすべてを補償してくれるプランを用意することができます。
ですが、起こるか起こらないか分からない交通事故に対して生活が苦しくなるほどの掛け金をかけるのもバランスが悪いので、自動車保険に自ら加入しようとする場合は毎月保険料にかけることのできる予算と保証内容のバランスを総合的に考えた保険に加入することが大事ですが、毎月の生活に無理の無い範囲で保険に加入することが大事だと言えます。
自動車保険の種類
自動車保険は強制加入義務のある自賠責保険と任意で加入することができる任意保険がありますが、それぞれが自動車保険として重要になっているので、それぞれの自動車保険の仕組みと性質を理解した上で、自動車保険を選んで行くことが大事だと言えます。
強制加入義務のある自賠責保険は自動車を運転する以上は必ず加入しないといけない保険なので、きちんと車検を受けて車に乗っている以上は加入してないという状況になることは考えにくいですが、自賠責保険の加入タイミングや更新時期は車検時期になっているため、車検に車を通していないと自賠責保険の更新が切れている場合があるので、このタイミングで事故をしてしまうと一円も補償を受けることができません。
この状態を避けるためにも車検時期を忘れないようにすることですが、車検は車検時の一か月前になると受けられるようになるため、早めに車検を受けておくことで車検切れを防ぐことができます。
また、任意で加入できる自動車保険のことを任意保険と呼んでいますが、任意保険になると自分でカスタマイズした自動車保険を作り上げていくことができるので、保障内容や予算から保険のプランを作っていくとよいでしょう。
自動車保険には様々な特約が用意されており、特約を利用することでお得に備えることができますが、特約の中には必要性を感じない特約も多くあるので、自分が自動車を運転する上で必ず必要だと思った特約だけを付加させていきましょう。
対物保証の有無
自動車の保険には自賠責保険と任意保険がありますが、いずれの自動車保険も軸にしているのは対人に対する補償で、自賠責保険に関しては他の保障金額はかなり少なく、任意保険に関しても他の補償を付けるためには特約をつける必要があります。
これは自動車保険の本来の目的が自動車事故を引き起こしてしまった場合に、被害者となる人が出た場合に最低限の補償ができるようにしているためですが、それでも自賠責保険の保障金額は3000万円となっているため、高い保障金額とは言えない部分があります。
任意保険に加入する人の中には対人保障を無制限にする人が多くいますが、それとは別に対物補償を付ける人も多く、対人保障と違って自賠責保険では保障されていない部分なので、対物補償を無制限にして備える人も多くいます。
対物補償というのは、交通事故を起こしてしまった場合に人に対して適用される保険ではなく物に対して適用される保険のことで、交通事故を起こして壊してしまったものによっては数千万以上の損害が出る場合も少なくなく、この損害を補償するために対物補償という補償があります。
対物補償には無制限プランと数千万円の有限プランがありますが、対人と同じで事故によって発生する損失がどれくらい膨れ上がるのが分からないため、できれば無制限プランに加入することをおすすめします。
保険ショップによって保険料の詳細は変わってくるため、事前に比較して選ぶことをおすすめします。
車両保険の有無
自動車保険に加入する場合に、対人や対物補償と同様に加入したいのが車両保険ですが、車両保険は自賠責保険では適用されない補償内容なので、自動車を運転していて車が壊れてしまった場合に補償してもらうためには任意の自動車保険に加入して車両保険のプランを付けてもらう必要があります。
車両保険のプランは保険会社によって異なってくるので、すぐに保険を決めてしまうのではなく複数の保険プランを比較して自分の希望する条件に沿った保険選びをおすすめします。
交通事故を起こしてしまい、車が大破するような状況になってしまうと、中の人間も何らかの怪我をしていると考えることができますが、このような大きな事故を起こしてしまった場合に過失が自分に有る場合は車を修理する費用も保険として出ず、怪我の度合いによっては仕事を休むことになるので、給料が入らず大きな損失になってしまいます。
そのような状況にならないためにも車が壊れた場合に適用される車両保険への加入をおすすめしますが、車両保険と一言で言っても、対人がいる場合に事故を起こしてしまった際に適用される保険と対人がいない場合でも適用される保険などがあるので、予算に応じた車両保険選びをするようにしましょう。
ただし、自分が被害者になる場合は加害者の保険で車を直してもらうことができるので、自分が被害者になったことを想定して車両保険に加入する意味は無いので、あくまで自分が加害者になった場合の事を考えて保険の加入を考えましょう。
対人保障の重要性
任意の自動車保険に加入する場合に、一番に考えておきたいことが対人保障の重要性ですが、自賠責保険という強制加入義務のある自動車保険に入っていることで交通事故を起こしてしまって被害者が出てしまった場合に、3000万円までの金額なら補償してもらうことができます。
ですが、大きな事故になり死人が出るような事故になってしまうと賠償金額が1億円を超えてしまうことも珍しくなく、自賠責保険の対人保障では全く補償ができないという事態になってしまいます。
これを避けるためにも任意の自動車保険に加入して対人保障を充実させることは大事だと言えますが、任意保険と言っても様々な保障プランが用意されているため、保険を選ぶ場合は慎重に選ぶ必要があります。
任意保険の中には数千万円の対人保障タイプもありますが、自賠責保険でも3000万円は補償してもらえるので、有限の任意保険なら加入しない方が良いくらいです。
そのため、任意保険に加入する場合は対人無制限を軸に保障プランを考えていくことをおすすめしますが、自動車保険は保険の更新時期になると解約することができるので保険の切り替えをする場合は更新時にタイミングを合わせるようにしましょう。
自動車保険を選ぶ場合におすすめなのが自動車保険一括見積もりサイトですが、一括見積もりサイトを利用して自動車保険を選ぶ場合は比較しながら保険選びができることに加えてお得なキャンペーンが受けられるため、有効に利用しましょう。
二輪の保険
自動車保険に加入する場合に検討したいのが二輪車保険ですが、小型のバイクなら自動車保険のバイク特約を利用することで格安な金額で保険をかけることができるため、自動車保険の加入や切り替えを検討している場合に乗っている二輪車がある場合は、自動車保険の保険料に加えてバイク特約の保険料の合算となる保険料から考えるようにしましょう。
400ccを超える二輪になると、車と同じで車検を受ける必要が出てくるため、車検時に自賠責保険は更新されることになりますが、それ以下の二輪になると車検を受ける必要が無いため、送られてくる自賠責保険支払書に応じて自賠責保険の支払いをすることになります。
車検を受ける場合は車検を通してくれる車屋やバイク屋が出続きをしてくれるので自賠責保険が切れる心配はありませんでしたが、小型のバイクになると自賠責保険が切れた二輪に乗ってしまうという可能性も高くなります。
この状態で事故を引き起こしてしまうと自賠責保険の保障が受けられなくなるので、すべて自分で賠償する必要が出てきますが、任意の自動車保険に二輪特約を付帯させておくことですべてを自分で賠償しないといけなくなるリスクを回避することができます。
ただし、自賠責保険に加入していない二輪が事故をした場合のバイク特約の保障範囲は限定されており、すべての保障が受けられると言うわけではありませんが、もしものことを考えた場合には二輪特約を付帯させておいた方が安心です。
保険/自動車保険おすすめ~病気や怪我に備える保険~
病気や怪我への備えは医療保険
怪我や病気に備える保険と言えば医療保険ですが、医療保険も自賠責保険のように強制加入義務のある国民健康保険が有るので、加入のメリットはあるのかと疑問に思う人も少なくないと思います。
しかし、国民健康保険は通常の怪我や病気によって入院した場合は本来の医療費を3割負担してもらうことはできますが、国民健康保険に加入しているからといって入院費や通院費が補償されるわけではないので、入院や通院に備えるためには医療保険への加入をおすすめします。
医療保険と一言で言っても様々な保障プランがあるため、一概には言えない部分がありますが、基本的に入院や通院が発生する怪我や病気をした場合に入院費や通院費を補償してもらうことを目的とした保険であり、保障してくれる金額は掛け金によって変わってきます。
病気や怪我をしてしまうと長い間、仕事を休むことになることも考えられますが、会社の休暇期間が長くなってしまうと給料も入ってこなくなるため、金銭的な負担がかなり大きくなってしまいますが、医療保険をかけておくことでこのような状況になってしまうことを回避することができます。
医療保険の場合も、自動車保険の場合と同じで様々な特約が付いているのが普通ですが、どのような理由で医療保険に加入することになったのかという理由をきちんと明確にすることが大事で、いろいろある特約の中には付帯させるメリットが無いものもあるので慎重に選んで行きましょう。
医療保険のメリット
怪我や病気は予想できないことが多く、どんなに健康な人でも急な病気や怪我に備えることは大事だと言えますが、急に怪我や病気をしてしまい入院が必要になり、入院費や手術費用が支払えないという状態になってしまうことがあります。
ただでさえ病気や怪我で落ち込んでいる時にさらに考える要素が出てしまうので気持ち的もよくありませんが、このような状態になってしまった場合でも医療保険に加入していれば手術費用や入院費用が保険として下りるため、お金の心配をすることなく治療を受けることができます。
医療保険というと高額なイメージがありましたが、最近では保険会社の保険サービスの多様化に伴って、昔に比べると保険サービスもいろいろな種類ができて、保険料も下がったので金銭的な負担も少なくなりました。
また、掛け金に応じて細かい補償内容を設定することができるようになったのも、医療保険の利用がしやすくなったことに繋がっていますが、より詳細な保障内容を決めることで金額と受けたいサービスの差が小さくなりました。
昔は入院や通院に応じてお金がもらえるタイプの医療保険が主流でしたが、最近の医療保険は入院時に入院給付金をもらうことができるプランや手術を受けた時に一時金がもらえるプランなど、入院生活においてお金がかかるタイミングで一時金というお金で負担してくれることで、総合的な金銭的な負担が減り安心して入院生活や通院生活を送ることができます。
癌のための医療保険
医療保険にはいろいろなプランがありますが、病名で保険が用意されているケースは少なく、どのような病気や怪我にも対応できるようなプランになっている場合がほとんどですが、その中で病気を限定している保険に癌保険があります。
癌と言うと日本人の死亡死因で一位の病気ですが、癌になると医療費が高額になる場合が多く、先進治療を受けたくても費用の関係から受けられないということも考えられますが、癌保険に加入しておくことで癌と診断された場合に一時金が支給されるため、先進医療費用として利用することができます。
一度癌になってしまうと、手術によって癌を取り除いたとしても、しばらくは入院と観察が必要になるので、それだけお金も余分にかかってしまうということになりますが、癌が手術で取り除いても再発するケースが多いことから入院がさらに長期化してしまう場合があります。
その場合でも癌保険に入っていることで長期の入院にも対応してもらえるため、金銭的な負担がかなり少なくなることに加えて、家族がいる場合も家族に最小限の負担をかけるだけで済むので安心です。
癌保険にも様々な種類があるので、癌保険への加入を考えている場合は、事前にどのような保障プランがあるのかということも十分に調べた上で保険を選びたいものですが、保険の種類は多いので、どれが自分に合っているのか分かりにくい部分もあります。
最近は無料で相談を受けられる保険ショップも多いので、無料相談を利用してプランを選ぶとよいでしょう。
女性のための医療保険
最近では、映画やレストランなど女性限定サービスをしているところが増えていますが、保険についても女性専用保険サービスが用意されているのが特徴で、女性専用保険サービスというのは、女性だけが加入できる女性のための保険ということで、当然ながら男性が加入することはできなくなっています。
女性のための医療保険は女性がかかりやすい病気を中心に補償する保険ですが、女性は男性にあまり見られない病気を発症することが多く、男性と女性の生殖機能の違いから女性だけがかかりやすい病気というのもありますが、この女性がかかりやすい病気に保障の対象を限定していることで保険料も安くなっており、通常の医療保険に加入するよりもお得になっています。
ちなみに女性がかかりやすい病気ということで、妊娠や出産前後に体質変化によって起こる病気や、ホルモンバランスが崩れることによって発症する病気に対しても、女性専用医療保険で保障してくれるのが特徴となっています。
女性限定の医療保険は通常の医療保険に特約として付帯されるケースが多くなっていますが、医療保険の保障内容が充実している場合は女性専用特約を付帯させるメリットは低く、特約を付帯させることでお金が発生するなら加入しなくても良い場合があります。
ただし、保険会社によっては女性専用特約の付帯料金がかなり安い場合もあるので、保険料を見て予算に余裕がある場合は加入しておいて損はないと言えます。
医療保険の選び方
医療保険にはいろいろな種類があるので、どのようなプランを付帯させて医療保険を選んで良いのか悩むポイントでもありますが、同じ保障内容であっても保険代理店によって保険料が変わる場合が多くなっています。
少しでも好条件の保険を少ない保険料で加入するためには少しでも多くの保険会社や保険代理店の保険サービスを比較することが保険選びのコツと言えますが、スムーズに保険選びをするためにも、事前に保険に求める補償内容を書きだしておいて保険会社や保険代理店と効率的に話しが進められるように準備をしておきましょう。
医療保険を選ぶ場合に利用したいのがインターネットですが、インターネットには医療保険比較サイトと呼ばれるサイトが多くあるので、これを利用することによってスムーズに自分が希望する保険プランを選ぶことができます。
医療保険比較サイトの利用方法に関してですが、医療保険比較サイトのホームページにアクセスをすると必要な情報を入力するフォームがあるので、あらかじめ決めていた希望する補償内容を入力することで、比較サイトが自動で比較を進めていきます。
比較の時間は1分もかからないうちに終わりますが、これでそのサイトに登録している保険会社や保険代理店の保険サービスが比較されて自動的に結果がでます。
ここで注意が必要なのが、比較サイトに登録している保険会社や保険代理店がサイトによって違うことですが、そのため複数の比較サイトの利用をおすすめします。
医療保険の注意点
医療保険は生活をする上で重要度・優先度共に高い保険ですが、医療保険にはいろいろな種類があるので、医療保険を選ぶ場合は新規加入の場合も保険切り替えの場合も慎重に選んで行くことが大事ですが、医療保険に付帯できる特約の数もかなり多いことから、どの特約を付帯させていいのか迷うポイントでもあります。
医療保険に加入する場合に、とりあえず補償はたくさんある方が良いと思って特約をどんどん付帯させて契約する人がいますが、特約の中には付帯させる意味があまり無いものも多く、例えば、事故をした場合に保険が下りる特約に加入しても、自動車保険に加入している場合は自動車保険の方で保険が下りる場合もあるので、この場合だと自動車保険と医療保険の特約が重複しているので、特約を付帯させる意味はないと言えます。
また、全く同じ保険プランであっても毎月の保険料に明らかな差異が見られる場合がありますが、これは保険会社によって独自に保険料金を設定しているためなので、契約する前に他の保険会社の保険料金も調べて比較しましょう。
最近では店舗型の保険代理店だけでなく、インターネットに拠点を置いている無店舗型の保険会社も増えており、無店舗型の保険会社の保険料が安いということで無店舗型の保険に加入する人も増えていますが、何かあった場合のことを考えると対面で話しができない無店舗型の保険会社よりも店舗を構えている保険会社の方が安心して相談することができます。
保険/自動車保険おすすめ~子供のための学資保険~
学資保険の基本
昔の学資保険というと預金型の学資保険が多く、学資保険に加入するメリットはあまり無い場合が多かったのですが、最近の学資保険は種類が昔に比べて大幅に増えていることから自分が学資保険に求めている条件に沿った学資保険が選べるようになりました。
学資保険と一言で言っても、何に重点を置くかによって学資保険の種類も変わってくるのですが、最もポピュラーな学資保険が進学時にお金がいるので進学のタイミングでまとまったお金が下りるように設定している学資保険です。
まとまったお金が不要な場合は保険を使わず自分の子供が大人になったタイミングでまとめて渡すところが多くなっています。
学資保険は定期預金というイメージがありますが、学資保険は定期預金と違ってイベント時にまとまったお金が手に入るようになっているのが特徴で、医療保険なども付帯させてオリジナルの保険を作ることができるというのも学資保険の魅力の一つになっています。
また、親が何らかの事故や病気で亡くなった場合に、子供にまとまったお金が入るようにかける保険もありますが、これをかけておくことで急に自分が亡くなってしまっても子供に大人になるまで生活できる程度のお金が入るため安心です。
子供の医療保険というのも学資保険に分類される場合がありますが、子供は小さい時ほど病気や怪我をしやすいという特徴があるので、学資保険として医療保険プランを付帯させておくことで安心して病気や怪我の時も対応できます。
定期預金との違い
学資保険と定期預金が混同される場合がありますが、学資預金と定期預金は一つの目標に向かってお金を積み立てていくという面では、それぞれの目的が一致していますが、保険の内容や補償内容は大きく違う部分もあるので、これから子供の為に保険をかけようと考えている場合は学資保険のメリットやデメリットと定期預金のメリットやデメリットをそれぞれ比較しながら保険を選んでいくとよいでしょう。
学資保険と定期預金の明らかな違いとして言われているのが金利ですが、定期預金は金利が低いことでも知られており、昔のように貯金をすることで得ることができていた利息だけの収入で生活ができるようなことはありません。
最低金利水準まで下がっているので貯金をしたからといってお金が増えるわけでもありませんが、学資保険になると金利が1%を超えている場合も少なくなく、場合によっては定期預金より10倍程度の利息を受け取ることができる場合があります。
これが学資保険と定期預金の違いと言われているのですが、学資保険の金利は満期になるまで一定ということに対して、定期預金になると金利が変動するので、急速に景気が回復することになると定期預金の金利が高くなることも考えられるので、必ずしも学資保険の方が良いというわけではありません。
少ない金額の掛け金だとあまり違いはありませんが、学資保険の場合は様々なプランが組み込まれている場合が多いので、プランによっては学資保険のメリットが高くなる場合があります。
子供保険と学資保険
子供を対象とした保険は子供保険と学資保険に大別されますが、それぞれの保険は非常に似ているタイプなので違いが分からずに混同していている人も多くなっており、保険会社によってはどちらかの保険しか用意していないケースがあります。
学資保険というのは、名前から見ても分かるように学校のための保険ですが、子供がこれから進学することになった際に、手元にお金が無い場合に一時的として受け取る場合や学校生活を送る上でお金がたくさん必要になった場合にすぐに利用できるお金を貯蓄することを目的とする場合がありますが、これらの理由で大体学資保険に加入するケースが多くなっています。
子供が大きくなった時にまとめてお金を渡すケースなどもあり、学資保険に加入する理由は親によって変わってくるため、一概には学資保険が学校のための保険とは言えない部分があります。
子供保険は学校のために備えるという目的ではなく、子供が起こしやすい病気や怪我に備えると言うことで、学資保険よりは医療保険に近い保険になっていますが、子供保険の場合は加入するのと同時に学校の積立金も同時にプラン化するケースが多くなっています。
ただし、学資保険においても学資保険をメインにして医療保障を付帯させるプランもあるので、子供の医療か子供の学校か、どちらかに重点を置いて保険選びができるようになっているため、選ぶ側からすると希望に合わせた保険選びができやすいというメリットがあります。
学資保険の必要性
学資保険は医療保険や自動車保険と違って、何か起こってしまった場合に備える保険ではないので、学資保険に入っていないからと言って人生が大きく狂ってしまうということや命に関わるようなことはないので、保険としての必要性に疑問を呈する人も少なくありませんが、医療保険などと合わせてプランを組むことでお得に保険加入ができることを考えると学資保険の必要性はメリットも高いと言えます。
子供の成長は思った以上に早く、すぐに入学すぐに卒業と慌ただしくなることが考えられますが、子供を育てるためには思っている以上にお金がかかってしまうため進学のタイミングで十分な貯金ができていないことも考えられます。
学資保険をかけておくことで子供の大事な進学のタイミングでお金が無いということを回避することができることに加えて、学資保険は保険料もそこまで高くないので、子供が小さい内から必要経費として当たり前の様に学資保険の支払う癖をつけておくことで負担なく保険をかけることができます。
また、学資保険になるとお金がまとまって必要になる時期に一時金としてお金が支払われるようにプラン化されているため、お金が必要になる時期に差し掛かった場合でも一時金の受け取りを利用することで、解約することなく継続的に保険加入した状態が持続します。
学資保険には様々な種類があるので、あらかじめプランや予算を大まかに決めておくことで失敗しない学資保険選ぶができます。
学資保険のメリット・デメリット
子供が生まれると、子供中心の生活に変わる家庭がほとんどだと思いますが、自分の子供には十分な教育が受けられるようにしたいと思っている家庭は多いものの、不景気の昨今ということもあって子供の教育にお金を十分にかけることができないということで悩んでいる家庭は多くあります。
学資保険や医療保険と同じで年齢が高くなると保険料も高くなってしまうため、できるだけ子供が小さい内から学資保険に加入して将来に備える準備をしておきたいものですが、学資保険は種類によって保険の構造が複雑な場合があるので、学資保険選びに失敗してしまう家庭も少なくありません。
ちなみに学資保険は元本割れしてしまうケースがありますが、これは学資保険に親が死亡した場合の補償や病気になった場合の補償特約が付いているからで、これらの特約は返ってくるお金ではないことに加えて、他に入っている医療保険や生命保険がある場合は加入する意味もないので学資保険を選ぶ場合は十分に気を付ける必要があります。
日本はデフレ状態にあると言われていますが、今後景気が良くなってインフレが進んでくるとせっかく貯蓄したお金の価値が急激に下がることになるので、学資保険に加入することで損をしてしまうことも考えられます。
ただし、これから数十年の間は急速な景気変動が起きるとは考えにくく、一時的な景気変動があっても反発すると考えられるので、あまり景気変動リスクに関してはそこまで神経質に考える問題ではないかもしれません。
期間や予算から学資保険を選ぶ
学資保険に加入を考えている場合に、どのような保障プランで加入するかというのが学資保険加入において一つのポイントになると思いますが、学資保険は価格や付帯特約の有無によって毎月の掛け金に大きな違いが出ることに加えて、保険をかける期間によっても毎月の保険料は変わってくるので、まずは何のために学資保険に加入するのか理由を明確にすることが大事です。
学資保険は期間やプランで保険料が大きく変わるということで、選びにくい学資保険と思われる方も少なくないと思いますが、様々な付帯特約やプランが用意されているということは、それだけ自分用にカスタマイズさせた学資保険選びが可能になるということでもあるので、自分の条件に合った学資保険選びが可能になります。
学資保険は大きく分けて、特約を付帯させる場合と付帯させない場合がありますが、特約を付帯させてしまうと元本割れになってしまうので、貯金という意味で学資保険に加入するなら特約を付けないことをおすすめします。
ただし、学資保険に付帯されている医療保険などの保険料は格安な場合が多いので、医療保険などと合わせて学資保険に加入することを目的にする場合は特約が付帯されている学資保険をおすすめします。
また、学資保険と似た子供保険もありますが、条件によっては子供保険のメリットが高い場合もあるため、それぞれの保険プランを比較して最終的に加入する保険を選んでいくことをおすすめします。
保険/自動車保険おすすめ~災害や火災に備える保険~
火災保険の基本
火災保険は火災が起こった場合に、火災によって被った損害を補償してくれる保険ですが、火災保険と一言で言っても、保障される範囲は火災だけではなく特約によっては風水害や地震などが含まれるケースもあるため、火災保険に加入を検討している場合は特約や保険料などから自分の予算にあった火災保険を選ぶことが大事です。
火災保険は生命保険や自動車保険と違って、長期で保険をかけることが可能になっていますが、火災保険の対象となる家は住宅ローンで購入しているところがほとんどだと思います。
住宅ローンを支払っている間は家を離れることはないと仮定して、長期の火災ローンを組み事が可能になっているのですが、住宅ローンが完済されるまではお金を貸している銀行の持ち物でもあることから、金融機関側が長期の火災保険への加入を促してくる場合があります。
毎月支払うタイプの火災保険もありますが、支払期間が長期になればなるほど保険料がお得になるのが火災保険なので、火災保険に加入する場合はお金に余裕がある場合に契約を交わしておくと後からの支払いがかなりラクになります。
また、火災保険に加入する場合は家の価値と対等のお金を補償してもらうと契約の時に交わすところが多いと思いますが、火災が起きた時に支払われるお金は住宅を購入した時の購入金額ではなくて、火災が発生した場合の焼失した住宅の客観的な価値によって決まるので、契約を交わす場合はこの点についても気を付けましょう。
家財を守る家財保険
家財保険というのは火災保険に付帯できる特約保険の一つですが、火災が発生した場合や災害が発生して自宅の家財が損壊した際に適用される保険の一つで、火災保険の特約としてだけではなく家財保険単体で保険に加入することもできるのが特徴となっていますが、いろいろある保険の中で見てみると家財保険は安い部類になっており、保障の対象範囲によって柔軟に保険料を変えることができるというメリットがあります。
また、家財保険のメリットとしては災害や火災によって家財を損失しただけではなく、盗難による被害を受けた場合でも保障を受けられることがメリットとして挙げられますが、持ち家に限らず賃貸のアパートやマンションに暮らしている場合も家財保険に加入することができます。
このように家財保険は自分の家の大事な家財を守ってくれる保険なので、加入するメリットは非常に高いと言えますが、火災保険や地震保険に加入しても別途保険料がかかってくるので、それぞれの災害保険に加入していると総額がかなり高くなってしまう可能性があります。
また、家財保険に加入する場合は加入時に保障対象になる家財を記入しないといけませんが、この時に記入を忘れてしまっていると、後から補償が受けられない場合があるので、忘れないように注意する必要があります。
家財保険に加入して、後から家財が増えた場合はその都度、記入しないといけないので、家財の増加率が高いコレクターにとっては少し面倒です。
地震に備える地震保険
地震大国と言われている日本ですが、日本は定期的に大地震による大震災が発生しており、大震災が発生する度に地震保険への加入が増えますが、地震発生からしばらくすると加入率が下がるということを繰り返してきました。
日本という国に住んでいる以上は大地震におけるリスクがどこでもあるので、大地震に備えて地震保険に加入することは必要なことだと言えますが、地震保険という保険は単独で加入できないケースがほとんど、基本的に火災保険に加入して加入保険の付帯プランという形になります。
ただし、火災保険と地震保険に同時に加入する必要はなく、火災保険に加入している状態であれば、いつでも申し込みをすることによって地震保険を付帯させることができるので、焦って契約することはありません。
ただ、加入する火災保険によって付帯となる地震保険の保険料や補償内容は変わる場合があるので、火災保険に加入する時点で地震保険の加入も見通して保険に選ぶと良いでしょう。
また、地震による家財の損失に対する保険は火災によって損失した家財に対しての保険と別々の場合と同じケースがありますが、まとめて加入しておく方が後からの管理が便利なので、家財保険は火災と地震共に共通としておきましょう。
日本はどこでも地震が起こると言われていますが、その程度や被害には地域差があると言われているので、自分の住んでいる地域の地震リスクをあらかじめ調べた上で地震保険を選んで行くこと大事です。
自然災害に備える災害保険
災害に関する保険と言えば、地震に対する保険のイメージが強くなっていますが、最近は異常気象によって大雨が降り、土砂崩れや浸水被害が増えているのが特徴で、地域によっては地震による被災リスクよりも大雨による被災リスクが高まっています。
大地震が続いたので、どちらかというと地震の保険が重視されている傾向にありますが、地震や異常気象による災害を一つの災害として捉えるようにして、それぞれに対応できる保険選びをすることが大事だと言えます。
異常気象による災害に対しては火災保険で補償することが可能になっていますが、これも地震保険と同じで特約プランとなるので、異常気象による災害に備える保険に加入する場合は住んでいる異常気象リスクを考えながら補償内容や保険料を選ぶことが大事です。
また、異常気象による被災リスクは大雨だけではなく、突風や竜巻も最近では猛威を振るっているので、土砂崩れや浸水だけではなく風による被災についても考えて災害保険を考えていくことが大事だと言えます。
災害保険は火災保険が軸になって、自然災害保険や地震保険を特約として付帯させるのが一般的となっているので、火災保険に加入するタイミングで自然災害保険の加入も検討するのが理想ですが、自然災害だけの保険も用意している保険会社があるので、かけている火災保険に特約として付帯させる場合に、満足のいく保障内容や保険料でない場合は自然災害だけの特約も視野に入れて探すとよいでしょう。
保険の探し方
損害保険と一言で言っても、火災保険や地震保険、災害保険など様々な種類の保険があるため、これから保険に加入を検討している場合に何に重点をおいて損害保険を選んで良いのか基準が難しくなります。
近年は異常気象や大地震による災害が相次いで起こっているということで、災害に関する保険に注目が集まるようになりましたが、災害に関する保険は現象ごとに異なるのではなく、災害という一つの大きな括りとなっていることから災害別に保険を選ぶというものではありません。
損害保険は基本的に火災保険が一つの軸になっており、この火災保険から自陣保険や災害保険などに派生していくので、損害保険を選ぶ場合に最初に考えたいのは火災保険となります。
火災保険の保険サービスを提供している保険会社はたくさんあるので、インターネットの火災保険比較サイトを利用して、自分の希望条件に近い火災保険を何個か選んでおくとよいでしょう。
この場合に、自然災害保険や地震保険が特約として付帯されているかということにも注目して選び、できるだけ付帯されている火災保険を選んでおくと、後から自然災害や地震保険を付帯させたくなった場合でもスムーズです。
火災保険は保険会社によってそこまで保険料の差はありませんが、保険会社によって基準とする火事の規模や補償内容は若干違っているので、平均化した場合にどの保険会社の火災保険が安いか比較しにくいというデメリットがあるので注意が必要です。
保険選びの注意点
火災保険に加入している人の中には住宅を購入するタイミングで火災保険に加入したという人が少なくないと思いますが、この場合は自分で保険会社を選ぶのではなく、担当している不動産屋の担当者が紹介した保険会社の火災保険を選ぶ場合が多くなっていますが、もともと取引のある保険会社を紹介している場合がほとんどなので、不動産者が紹介する保険会社の火災保険で契約する前に自分で複数の保険会社の保険サービスを比較して選ぶことが大事だと言えます。
火災保険を選ぶ場合に、保険料の安さに軸を置いて保険選びをするのは厳禁で、火災保険を選ぶ場合は付帯されている地震保険や災害保険などの保険料や保障内容なども総合的に見て保険を選ぶことが大事です。
また、火災保険は他の保険に比べると安価な保険にはなっていますが、長期的に支払いが必要になるので、火災保険に加入する前には火災保険にどれくらいの予算を投じることができるかということもプランニングしておくことが大事です。
火災保険を毎月支払うという人も少なくないと思いますが、火災保険だけならそこまで保険代金は高くないものの、地震保険や災害保険を付帯させてしまうと毎月の保険料はかなり高額になります。
この場合は毎月支払うよりも1年単位で保険料を支払う方がかなりお得ですが、まとめて払うようにすると保険料の節約に繋がるので、火災保険の加入を検討する場合は保険料の支払期間にも注意して選ぶようにしましょう。
保険/自動車保険おすすめ~基礎知識・自動車事故・自賠責保険・任意保険・自動車保険業者~
自動車は、私たちの生活には無くてはならないものとなっており、今やテレビや洗濯機、掃除機などの家電品と同様に、日本の家庭に普及しているものとなっています。
ただ、家電品の場合は、不良品による事故を除き、操作方法を誤ったとしても大きな事故につながることは少ないのですが、自動車の場合は、運転者が気を付けていたとしても自動車事故は発生する恐れがあるうえに、誤った運転をして大事故になったニュースを見たことがあるのではないでしょうか。
自動車の場合、自動車の機能として問題がなく、不幸にも自動車事故を起こしてしまった場合は、自動車の運転者に責任が求められることになります。
自動車事故において、相手がものであれば弁償で済むことになることが多いのですが、人を事故でケガや亡くなってしまった場合、本人や相手の家族に対する償いが求められることになります。
近年、自動車事故による人身事故の補償額が増加する傾向にあり、自動車事故で人を死なせてしまった場合の補償は、軽く億円単位となりますので、一般の人の経済力では補償できる額ではありません。
このため、自動車を運転する人は、自動車保険に加入する必要が高くなっており、国の法律で定める自賠責保険では補償の範囲も限られているため、運転者自ら加入する自動車任意保険に加入する必要があります。
近年、高齢化社会に伴い、高齢者が運転する自動車事故が急増しています。
自動車を運転する高齢者の中には、自動車の任意保険に未加入の人も多いだけでなく、自動車の車検切れに気づかず自動車を運転していることも多くなっており、自賠責保険も期限切れとなってしまっていますので、不幸にも、こうした自動車保険に未加入の高齢者が運転する自動車が事故を起こしてしまい、補償ができない場合が多くなっています。
国においても、高齢者に対して任意で運転免許証の返却や、免許更新を1年単位にして自動車保険への加入を促していますが、年金生活者も多いため困難な状況となっています。
保険/自動車保険おすすめ~自動車保険の基礎知識~
自動車保険とは
自動車は、電車やバスなどの公共交通機関のように決められた時間に乗降する必要もなく、好きな時に好きな場所に移動する手段として非常に便利な乗り物となっています。
我が国において、一昔、一億の国民全て中流階級と言われてこともありますが、日本人の1世帯あたりの自動車保有台数は2台を超えており、成人の人においてはほぼ全員が自動車を保有しているものとなっています。
しかし、我が国における自動車の保有台数の増加に比例して自動車事故の件数が非常に多くなっており、1分間に日本のどこかで自動車事故が起きているとも言われています。
現在の自動車は、昔と比べて高性能な自動車が多くなっており、時速100キロ以上のスピードを出すことは軽自動車でさえも可能なものとなっています。
このため、一度でも自動車事故となると、その損害は非常に大きく、不幸にも自動車事故により命を落とす人も少なくはありません。
国は、自動車事故の増加に伴い法律で自動車保険への加入を義務付けるものとなり、現在の自賠責保険がとなっていますが、自動車事故の損害が大きくなるにつれて自賠責保険での保障は、非常に難しいものとなっています。
これにより、近年、運転者の任意で加入することになっている任意保険への加入が必要不可欠なものとなっています。
一昔では、自動車保険を扱う業者は、損害保険会社となっていましたが、保険業務の自由化により国内外からの参入があり、現在では様々な自動車保険のサービスが提供されるようになっています。
自動車保険の歴史
自動車は、1876年に現在の自動車エンジンの基礎となる内燃機関の発明があり、その後、ドイツのダイムラベンツ(現在のベンツ社)が内燃機関を用いた自動車のエンジンを開発し、3輪自動車の量産化に成功することになりました。
そして、1908年にアメリカのフォード車が有名な内燃機関を用いたT型フォードを量産するや、アメリカにおいてモータリゼーションが一揆に高まることになり、自動車が一般においても所有することができるようになったことからマイカーの起源ともなっています。
ベンツの3輪自動車やフォードのT型フォードのエンジンはまだ非常に非力なもので、スピードも人間が走る程度のものでした。
しかし、ベンツ社をはじめ自動車エンジンの改良が進むにつれて、エンジンの高出力化とともに自動車のスピードも一段と速くなっていきました。
高性能な自動車が増えるにつれて、問題となってきたのが自動車事故による対物破損や人身事故が急増することになりました。
ダイムラーベンツ社では、自社の自動車が事故を起こした場合、警察よりも現場に到着するや、けが人の有無や状態、また、自動車の破損状況を詳しく調査することを始めるようになりました。
ダイムラーベンツ社では、自動車事故の損害が大きいものとなっていくことに対して、万一、自動車事故となってしまっても補償する制度を設けることで、安心して自動車を運転することができると考え、自動車保険のもととなる保証制度のサービスを始めることになったとされています。
自賠責保険とは
自賠責保険は、我が国におけて増え続ける自動車と自動車事故に対して、運転者に必要最小限の補償を義務付けさせるために、1955年に自動車損害賠償保障法を施行したことにより始まった、自動車の所有者に対する強制保険となっています。
自動車損害賠償保障は、略して自賠責保険と呼んでおり、自動車を購入するときに必ず加入が義務付けられるものとなっているだけでなく、自動車の車検時に自動車重量税と併せて自賠責保険加入料を支払わないと車検を通すことができず、車検証が発行されないものとなっています。
このため、自動車を運転する人の中には、確かに運転免許を取得するときに自賠責保険の講義はあったものの、その存在を知らない人も多いのではないでしょうか。
自賠責保険は、通常自動車の車検証と同じく車検証と一緒に自動車に携帯することが法律で定められていますので、自動車を所有している人は一度、車検証入れの中を確認すると、自賠責保険証が入っていることに気が付くかと思います。
ただ近年、自動車を所有する人において任意保険に加入する人が多くなっていることから、不幸にも自動車事故による人身事故を起こしてしまった場合において、自賠責保険が使われることは少なく、任意保険で処理することが多くなっています。
しかし、自動車における任意保険の加入率は高くなっていますが、原動機付自転車いわゆるスクーターを所有する人の中には、任意保険への加入が少なくなっていることから、自賠責保険が適用されることが多くなっています。
任意保険とは
任意保険は、自動車保険とも言われており、国による自動車損害賠償保障の制度が敷かれる前の1915年ごろに東京海上火災が自動車の対人保障のサービスを始めたのが始まりとなっています。
ただ、当時の自動車事情は、一般の人が自動車を所有することは少ないため、どちらかというと社長車などの法人が所有する自動車に対する賠償保険となっていました。
また、この頃の自動車の性能も現在の自動車とは比べものにならないものとなっており、人身事故につながる自動車事故は少ないものとなっていました。
しかし、自動車の性能が向上するとともに、一般の人の所得が上がるとともに、自動車の国産化により30万円前後で自動車を所有できるようになってから、爆発的に自動車の所有が増加するものとなりました。
そして、自動車が増加するとともに、自動車事故も多くなり、重大な人身事故につながることも多くなってきました。
昭和50年代になると我が国における自動車の生産としてアメリカに次ぐもののなり、自動車の性能も格段と高くなり、欧米の自動車を凌ぐ国産車も登場するものとなっています。
こうした中、自動車保険に対するニーズが高まり、人身保障だけでなく、運転者や搭乗者に対する保険や器物を破損させてしまった場合の補償など自動車保険に対するサービスが増えるものとなりました。
しかし、各種付帯サービスが増えるにつれて、自動車保険の保険料が高騰し自動車保険に加入することを躊躇する人も多くなってしまっています。
自動車保険業界の種類
我が国における任意保険にあたる自動車保険への加入は非常に高いものとなっています。
我が国において、新車、中古車を問わず自動車を販売する店のほとんどは、自動車保険の代理店も併せて受け持っており、自動車購入時に自動車保険への加入を進めることが多くなっています。
それよりも、自動車の営業担当には自動車の販売台数とともに自動車保険への加入件数のノルマが課せられていることが多いため、自動車の値引きを条件に自動車保険への加入を促す営業担当も少なくはありませんので、自動車を購入した人の中には、自動車保険への加入を迫られた人も多いのではないでしょうか。
自動車を購入する人の多くが、自動車に対するこだわりが多い中、自動車保険に対するこだわりやサービス内容に対して熟知する人は少なく、多くは自動車ディーラの担当者に勧められるまま自動車保険に加入する人も多いのではないでしょうか。
しかし、保険業界における自由化がもたらされたことにより、ソニー損保のように他業界や外国からも自動車保険に参入するものとなり、サービス内容はもとより保険料もこれまでの保険料よりも低く抑えられるなど、被保険者自ら自動車保険に対する意識が高まる傾向となっています。
さらには、インターネットの普及により、店頭での自動車保険への加入手続きが、パソコン上で加入手続きが可能となったことにより、保険会社も人件費を抑えることができるなど、保険料を割り引くことでサービスの向上につなげるものとなっています。
保険/自動車保険おすすめ~自動車事故について~
自動車事故の現状
夜のテレビでのニュースを見ていると、自動車事故のニュースがなかったことはないくらいに、毎日といってよいほど自動車事故が起きています。
自動車は、家電品とはことなり1トンちかくもある金属でできたものが高速で移動するため、少しの不注意から自動車事故が発生してしまいます。
近年は、自動技術と電子技術の発展により、誤発進の抑止や衝突の回避する技術により自動車事故は減少しているものの、人が死亡する人身事故の割合は高くなっています。
一昔では、自動車事故を起こしやすいのは、10代や20代の若い人が、無謀な運転から自動車事故を引き起こす割合が非常に高いものとされていました。
このため、自動車保険においても年齢が若いほど保険料率が高くなる設定となっており、年齢とともに保険料率が低くなるものとなっていました。
しかし、近年では高齢化社会による高齢者の自動車運転者も多くなっており、高齢者が引き起こす自動車事故が社会問題となっています。
逆に、若い世代の自動車離れにより自動車を所有する人は少なくなってきていることか、若い世代の自動車事故は減少する傾向にあります。
高齢者の多くは、体の動きが鈍くなるとともに何らかの身体的な不自由があり、自動車を運転する高齢者も少なくはなく、自動車事故を引き起こす要因ではないかとされています。
特に、視力の低下による信号や人、ものを認識することができずに衝突を避けられず、自動車事故となることが多くなっています。
自動車事故と年齢の関係
はじめて自動車の免許を取り、親の自動車などを借りて自分一人で自動車を運転したときの、わくわくした気持ちが記憶にある人も多いのではないでしょうか。
自動車は、人間がもつ能力以上に走ることができ、自分が好きな時に、好きな場所に移動することができる手段として便利な乗り物とである以上に、若い男子にとって女の子とデートするための必要な道具でもあります。
このため、自動車に乗り込めば、日常の生活とは違った空間に収まることができるほか、自分の思うとおりに操ることができるため、多くの人が自分の世界に入り込んでしまう経験がある人もあるのではないでしょうか。
特に若い世代の人においては、このような傾向が強く出るため、自動車に乗ると普段は大人しい人でも性格がガラリと変わってしまい、スピード超過や無謀な運転をする人も多いようです。
このため、どうしても若い世代の人における自動車事故の割合が高い傾向にあります。
しかし、近年においては、高齢者の自動車事故が非常に多くなってきており、若い人よりも人身事故による重大事故を引き起こす傾向が強くなっています。
若い人の中には、無謀な運転のスリルを楽しんでいる人もありますが、大抵は自損事故となることが多い中、高齢者の自動車事故は、無意識のうちに信号を赤信号で侵入したり、高速道路の逆走、アクセルの踏み間違いにより店舗に突入する場合や、人をはねてしまう重大な事故が多くなっていることから、自動車保険の年齢による保険料率が見直されるものとなっています。
自動車事故と季節の関係
春は、新しい生活の門出として誰しも喜びを感じる季節でもあります。
また、春は5月にゴールデンウィークを迎えるなど、初めて給料を手にしてレジャーを楽しむ人も多いのではないでしょうか。
中には、自動車の運転免許を取得しゴールデンウィークに自動車で初めて帰省したり、レジャーに出かける人も多いうえに、一般的にこの時期はレジャーに出かる人が多いため、高速道路やレジャー場所に通じる道が大渋滞を引き起こしています。
そして、自動車が多くなるとともに、増えるのが自動車事故となっており、渋滞中の自動車への追突事故が非常に多くなっています。
また、自動車車内では久しぶりに会う仲間との話に盛り上がり、つい前方が不注意となるとともに、運転操作を誤ることも多くなっており、自動車事故に繋がるケースとなっています。
今年は、都心でもいく度も降雪があり、交通機関が乱れるともに自動車のスリップ事故が相次ぎました。
また、北海道や東北においても例年にみる大雪のため、自動車が立ち往生する事故やスタッドレスタイヤの能力を超えたスリップ事故が非常に多くなりました。
雪道やアイスバーンなどの低ミュ路での自動車の運転は、自動車の運転経験が長い人でも難しいとされており、プロのラリードライバーならいざ知らず、一般のドライバーが雪道やアイスバーンで自動車のコントロールを失った場合に自力で建て直すことは、ほとんど無理とされていますので、無理をせずに自動車を使わずに移動する手段を考えたほうが無難と言えます。
自動車事故と時間の関係
自動車の免許を取得するために自動車教習所に通った人も多いかと思いますが、自動車教習所の講義で、自動車事故の発生が最も高いのは夕方の薄明かりとなる頃が最も危険な時間と習ったのではないでしょうか。
人間の目にとって明かりは重要なものとなっており、明かりなしでは人間の目は視力を失ってしまい、ものを認識することが難しくなってしまいます。
太陽が沈む頃の夕方は、太陽による自然光の光が少なくなるうえに、街路燈の明かりも太陽の自然光に打ち消されてしまい明るさの効果が低減してしまいます。
このため、この時間帯は、人間を含めて死の時間帯として恐れられており、夕日が沈む夕焼けを楽しむのは人間くらいのものしかありません。
これは、弱肉強食のアフリカなどの野生動物の世界では、食べられる動物側の視力が低下してしまうため、最も肉食の動物にとって狩りが行いやすいものとなっています。
こうした夕刻の視力が低下する時間帯において、人間の能力を超えるスピードを出すことができる自動車を運転することは非常に危険な状態にあることになります。
実際に、夕方近くに自動車による人身事故や自動車同士の接触事故、本人が運転する自動車の単独時が多く発生しています。
また、早朝の時間帯においても、交通量が少ないためスピード超過に陥ることが多くあるため、自動車事故となることが多く発生しています。
自動車事故と車種の関係
日本の自動車は、世界でも有数の高性能を誇っており、世界各国で日本車が愛用され活躍しています。
日本車のイメージは、燃費がよいうえに性能もよく壊れないと非常に高い評価を得ており、今や日本車はハイブリッド車やプラグインハイブリッドなど世界の自動車メーカーが手本とし、日本車を目標にして自動車づくりをしているまでになっています。
しかし、このような日本車も昭和40年代までは時速100キロで走ることができる自動車はごくわずかで、最高速度が80キロを出すのがやっという自動車がほとんどでした。
現在の日本車であれば軽自動車でも時速120キロ以上は軽く出すことができ、普通車であれば時速200キロも余裕で出すことができるものとなっています。
特に日本のスポーツカーの性能は、世界で名立たるフェラーリやポルシェでさえも凌ぐものとなっていますので、時速300キロを出すことも可能となっています。
ここで、自動車事故において車種別ではスピードを出やすいスポーツカーが最も事故率が高いとされており、自動車保険の料率も高いものとなっています。
しかし、現実的にはスポーツカーを所有する人はわずかとなっているので、統計的に見ても自動車事故の数は少ないものとなっています。
近年、軽自動車の人気が高くなっており、販売台数も軽自動車が圧倒的に多くなっています。
これに伴い、自動車事故も軽自動車が非常に多くなっていることと、最近の軽自動車の特徴である背高でガラスが大きくなっているため、自動車事故となると被害が普通自動車よりも大きくなっています。
保険/自動車保険おすすめ~自動車保険の自賠責保険~
自賠責保険の補償額
自賠責保険は、自動車損害賠償保障法により自動車を所有する人すべてに加入が義務付けられている自動車保険となっており、このことから強制保険とも言われています。
近年は、任意保険の自動車保険に加入する人の割合が高く、不幸にも自動車事故となってしまった場合においても、そのほとんどが任意保険の自動車保険により事故処理がされることが多いため、自賠責保険を適用することは少なくなっています。
このため、自分が加入する任意保険の自動車保険の補償内容を知っている人は多いのですが、自賠責保険での保障内容を知っている人は少ないのではないでしょうか。
任意保険の自動車保険は、保障する内容を加入者が任意で選択することが出来るのに対して、自賠責保険は、自動車損害賠償保障法で定める内容に基づいて保障が決められているため、全ての自動車の所有者に共通の補償内容となっています。
自賠責保険での保障内容は、対人保障のみとなっていますので、警察の事故調書が人身事故となる場合において自賠責保険が適用されるものとなります。
自賠責保険の補償内容は、1事故に対して一人に対して、死亡事故の場合3000万円、傷害の場合120万円、後遺症が残った場合は75万円から4000万円の範囲で保障されるものとなっています。
仮に相手方が二人の場合は、二人に対して各々保障されますが、自分や搭乗者に対して保証は適用されません。
また、対自動車の場合では過失割合に応じてこの保障額が減額されるため、自分が100%の過失であった場合の満額となります。
自賠責保険の適用範囲
任意保険の自動車保険に加入すると分厚い約款が自宅に送られてくるので、実際に自動車を運転している人であれば一度は自動車保険の約款を手にした人があるのではないでしょうか。
自動車保険の約款には、自動車事故を起こしたりした場合の保険が適用される条件が細かく記されており、基本的に約款に記されていない事故や適用条件を満たさない事故の場合は保険金が支払われない仕組みとなっています。
自賠責保険においても、約款が設けられていますが、実際に私たちが自動車の車検証入れに携帯しているのは自賠責保険の証書のみで、簡単な約款のみが記されているものとなっています。
任意保険の自動車保険が普及する以前は、自賠責保険も分厚い約款があったようですが、任意保険の自動車保険の普及とともに自賠責保険の約款は薄れていってしまいました。
自賠責保険での保険金が支払われる条件は、人身事故のみとなり必ず警察の調書に人身事故であることが記される必要があります。
ここで、人身事故となった場合、刑事罰の対象となり、検察庁に書類送検されることになってしまいます。
相手が軽いけが程度であれば、示談として任意保険から治療費などを支払うことが多くなり、自賠責保険を使われなくなった要因にもなっています。
自賠責保険は、自動車の所有者と運転者は適用外となり、家族が同乗している場合に自動車事故でけがをしてしまった場合は自賠責保険が適用されます。
また、あくまでも自動車での事故となりますので、自動車から降りたときに家族が側溝にはまってけがをした場合のようなことは適用されません。
自賠責保険の保険料
自賠責保険の加入は法律で定められており、強制的に加入する仕組みとなっているため、自動車を購入するときに自動車の販売会社の営業担当が本人に代って代行で手続きを行ううえに、自動車の代金や自動車の登録料、税金など多くのお金を支払うことになりますので、どれが自賠責保険料のお金なのか分からなくなってしまいます。
中には、自動車の諸費用を全てカットさせるつわものの客もありますが、実際には販売会社が自賠責保険料を売り上げの中から支払っていることになり、自賠責保険に未加入というわけではありません。
ただ、自賠責保険は運転者に課せられた義務になりますので、自賠責保険料の実費くらいは自分で支払ってもいいのではないでしょうか。
自賠責保険の保険料は、自動車損害賠償保障法で定められており、普通車と軽自動車、二輪車と分けられて定められています。
自動車の場合では、普通車であれば36か月で43,170円、24か月で30,680円、軽自動車では、36か月で34,550円、24か月で24,880円となっています。
自賠責の保険料は、任意保険の自動車保険料よりも割安と思えますが、人身事故のみの適用であることを考えれば決して安い保険料ではありません。
近年、任意保険の自動車保険への加入率が向上したものとして、自動車の販売会社が自動車と抱き合わせで斡旋していることもありますが、ネット保険の普及により保険料が大幅に下がったことが最大のものとなっています。
自賠責保険に加入しなかったとき
自賠責保険は、自動車を所有する人に対して自動車損害賠償保障法の法律により課せられた義務となっていますので、必ず自賠責保険に加入する必要があります。
実際には、自動車を購入するときや車検時に自動車の販売会社や整備工場が自動車の所有者から自賠責保険料を予め徴収して、保険会社に対して自賠責保険料を支払っていますので、知らず知らずのうちに自賠責保険に加入するともとに、車検ごとに自賠責保険の更新手続きが行われていることになります。
ここで万が一、自動車の車検が切れていることを忘失してそのまま自動車を運転してしまった場合、事故に遭わなければよいという問題に済まされなくなってしまいます。
まず、自動車の車検を切らしたまま自動車を運転すること自体が違反となるとともに、刑事処罰の対象となってしまいます。
さらには、自賠責保険に未加入ということにもなり、懲役1年未満の実刑か50万円以下の罰金となってしまいます。
車検切れの自動車を運転していて、自動車事故を起こしてしまった場合、自賠責保険に未加入と言うことになりますので人身事故であったとしても保険金は支払われません。
しかも、任意保険の自動車保険に加入していたとしても、車検切れの自動車を運転していたことで重大な過失があるとして保険金が支払われない判例も出ています。
そして、死亡事故を起こしてしまった場合、全て実費で支払うことになりますが現金での支払いが困難となる場合は、裁判所による家財の差し押さえが執行されてしまいます。
自賠責保険だけで十分か
自動車保険は、自動車を購入するときに営業担当から進められて加入する任意保険だけと思っている人も多く、自動車教習所の講義で習った自賠責保険のことを忘失している人もあるのではないでしょうか。
ただ、中には自賠責保険に加入していることをしっかり覚えている人もあり、任意保険の加入を勧めても自賠責保険に強制的に加入しないといけないから、任意保険は必要ないし2重に自動車保険を掛けるくらいなら、自動車のオプションにお金をかけたいという人も出てくるようです。
確かに現実的に考えれば、自動車保険は基本的に掛け捨てになっている上に、二つも自動車保険に加入するのはもったいない気がします。
しかし、自賠責保険での保障額は死亡事故で最大3000万円しか保証されませんので、裁判で1億円の賠償命令が下された場合は残りの6千万円を自費で償うことになってしまいます。
しかも、支払いが困難となれば土地や家などの不動産や家財を裁判所に差し押さえられて売却されて保障にあてがわれてしまいます。
また、自動車同士の事故であった場合は、相手の自動車の修理費用などを弁償することになりますが、自賠責保険では物損に対しては保証されませんので、これも自費での保障することになってしまいます。
このように、自賠責保険だけで自動車を運転することは、財産や家族を失う覚悟のうえで自動車を運転する必要がありますので、そのようなくらいであれば任意保険に加入したほうが賢明と言えることになります。
保険/自動車保険おすすめ~任意保険の自動車保険~
任意保険の必要性
任意保険の自動車保険は、1年単位の掛け捨てとなっていますので、事故を起こさなければお金が戻ってくるものではありません。
このため、年額でも最低5万円はかかる任意保険に加入せずに、強制的に加入させられる自賠責保険だけでいいやという人も少なくはないようです。
特に自動車の運転をある程度経験し、今まで自動車事故を起こしたことがない30代から40代のドライバーの多くが、高いお金だけ払う任意保険の自動車保険はもったいないと感じている人は多くあります。
中には、自動車の運転には自信があり、事故に遭いそうになっても回避してみせると任意保険に加入しない人もいるようです。
しかし、自動車事故は、他人事ではありません。高速道路を運転しており、後ろから追突された勢いで前の自動車に追突し、追突した自動車が軽自動車で人を死なせた場合、日本の法律ではいくら追突されたという不可抗力であったとしても、追突した自動車の運転者に対して責任が問われるものとなっています。
もし、任意保険に加入していないとすると自賠責保険で補償することとなりますが、相手の保険会社や弁護士と自分が処理にあたることになり、仕事にも差支えてしまいかねません。
最近の自動車事故による訴訟の複雑化から、任意保険の自動車保険の多くは、弁護士費用を含めてサービスしていることがあり、裁判となったとしても任意保険で弁護士に訴訟を依頼することができるものとなります。
また、大抵の事故後の相手との交渉は、保険会社が処理にあたってくれることを考えれば、年間10数万円の保険料も高くはないのではないでしょうか。
任意保険の補償内容
任意保険の自動車保険は、近年における競争の激化から価格面だけでなく補償内容のサービス面においても非常に充実していますので、どの保障サービスを選んだらよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
任意保険の自動車保険の補償内容は、基本的に自賠責保険と同様に自動車事故での人身傷害補償となっています。
ただ、自賠責保険での保障が最高3000万円に対して、任意保険では1億円から保障される保障内容もありますが、大抵の人身保障は無制限となっていることが多くあります。
これは、保険会社が自動車事故での人身賠償となったときの判例をもとに、1億円以上の賠償判決が下されていることが基になっています。
人身保障が無制限であれば、裁判で5億円の判決となっても保険金が支払われるものとなります。
ただ、保険会社も黙って保険金を支払うことはなく、事故の過失割合から提示する保険金額に隔たりがあれば、控訴することになります。
そして、控訴にかかる費用も保険会社が負担しますので、事故の被告人は保険会社とその弁護士に任せておくことになります。
任意保険の自動車保険では、人身保障だけでなく搭乗者全ての補償や対物保障、弁護士費用などの補償がセットとなっていることが多くあります。
また、自動車の運転者の多くがスクーターも乗っていることが多いことから、バイク保障もセットにしていることがあります。
最近の補償としては、自動車の補償だけでなく日常生活での賠償にも対応できる保障サービスが整っています。
任意保険の種類
任意保険の自動車保険に種類があることを知らない人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に任意保険の自動車保険に加入している人は、幾種類もの任意保険の自動車保険に加入していることが多くありますので、一度、自動車保険の証書を確認してみるとよいでしょう。
任意保険の自動車保険は、基本的に対人賠償保険と対物賠償保険、搭乗者傷害保険、自動車自損事故保険、無保険者障害保険、人身傷害補償保険、車両保険の7種類の自動車保険があり、これに弁護士やバイクなどの特約が加わることになります。
対人賠償保険は、自動車事故により相手を怪我させたり死亡に至ってしまった場合に、事故の過失割合に応じて保険金が相手に支払われるものとなっています。
ここで問題となるのが、事故の過失割合になり、車対人の場合、一昔は100%の過失となることが多かったのですが、近年、突然飛び出してきて危険回避が困難な場合など人に対しても過失が課せられることが多くなっています。
対物賠償保険は、相手の自動車など自分の自動車以外のものに対して、その損傷割合に応じて修理費用やその時点での価値に応じた保険金が支払われるものとなります。
人身傷害補償保険は、刑事裁判で過失割合の判決に応じた保険金が支払われるものとなります。
しかし、相手側民事裁判を起こして、過失割合以上の補償を求めた時に対して、判決結果で支払命令が下されたとしても、この人身傷害補償保険により相手側に保険金を支払うことができるものとなっています。
任意保険の保険料
自賠責保険の保険料は、普通自動車と軽自動車、バイク(排気量により3段階に分けられています)の3種類に保険料が定められていますが、任意保険の自動車保険料は年齢や所有する自動車の種類、事故歴などに加えて保障内容により細かく保険料が定められ分けられています。
さらには、保険会社間の価格競争により各保障の価格設定においても差がありますので、自分が必要とする保障内容で保険会社間の価格を比較することはかなり難しいものとなっています。
まず、任意保険の自動車保険料は年齢に相当する等級が定められており、加入するときの年齢が若いほど等級が大きいものとなっています。
さらには、20歳未満の場合は割増の等級となることがあり、年齢が若いほど保険料が高くなるように設定されています。
ただ、近年、高齢者の自動車事故が多発していることか60歳を超えたあたりから再び等級を上げる保険会社も多くなっています。
テレビコマーシャルでもお馴染みとなっていまいが、30代から40代の保険料を格安とする保険会社もありますが、任意保険の自動車保険料は、1年契約となりしかも等級が引き継がれる仕組みとなっていますので、保険料の安い自動車保険に切り替えることが可能となっています。
任意保険の自動車保険では、自動車の車種により保険料が加算される場合があります。
特に、スピードが出やすいスポーツカーや外国産高級車や外国産スポーツカーなどは昔から保険料が割高になっています。
任意保険の対人賠償とは
任意保険の対人賠償保険は、その名の通り自動車事故により運転者以外の人に対して傷害または死亡してしまった場合に、保険金が支払われるものとなっています。
任意保険の対人賠償保険は、実質的には自賠責保険と同じものとなりますが、自賠責保険の保険料は、普通車と軽自動車、バイクの種類によって保険料が異なる程度で、保障される内容は同じものとなっています。
対して任意保険の対人賠償保険は、保険契約者が保険金を選択することができるものとなっています。
対人賠償保障として支払われる保険金は、大方の保険会社は1億円から10億円まで1億円単位で設定できるほか、無制限による保障を設定できるようになっています。
ただ、保険金額が高いほど保険料は高くなりますので、自分が支払うことができる保険料とすることが大切になりますが、自動車保険の場合では、万一、自動車事故を起こしても安心できる保障内容とすることが重要となってきます。
例えば、自分の収入が年収3000万円で資産も豊富にあるのなら、万一自動車事故で人に怪我をさせたり、死亡させたとしても自動車保険に頼らなくても賠償することは可能となりますが、一般サラリーマンの年収では、1億円以上の補償を自費で保障することは不可能に近いものとなり、多くの人は対人賠償保険の補償額は無制限とすることが多くなっています。
ただ、対人賠償保険の保険額が無制限となっていたとしても、運転者に重大な過失がある場合、保険金が支払われないこともありますのでくれぐれも安全運転に努めることが重要となります。
任意保険の対物賠償とは
任意保険の対物賠償保険は、自動車事故により自分の自動車や所有物を破損させてしまった場合に、修理にかかる費用などに対して保険金を支払うものとなっています。
任意保険の対物賠償保険は、自動車を運転する人に対して重要なものとなっており、人身賠償については自賠責保険で賄うことは可能となっていますが、自賠責保険は対人保障のみとなっているため、対物賠償については運転者が賠償しなくてはなりません。
近年、デフレ経済と言えども物の値段は確実に上昇していますので、実費での賠償は非常に厳しいものとなります。
例えば、自損事故でガードレールや電柱を壊してしまった場合、軽く100万円以上は賠償請求されるとされているほか、アクセル操作を誤って店舗を壊してしまった場合では、店舗の修理費用のほかに営業補償として店が休んだ日数分の売り上げ分の賠償が請求されますので、数千万円以上の賠償となってしまいます。
一昔では、対物賠償保険の補償額は、5千万円から1億円あれば十分足りるものとされていましたが、近年では1億円以上の損害賠償も発生しているため、対物保障についても無制限とすることが多くなっています。
自動車保険の対物賠償保険は、自動車同士の自動車事故であった場合、相手方の自動車の破損に応じた保険金が支払われるものとなりますが、自分の自動車については、この対物賠償保険では補償されないため、別途、自分の自動車の破損を保障する車両保険に加入する必要があります。
任意保険の搭乗者傷害補償とは
任意保険の搭乗者傷害保険は、自動車事故により自分の自動車に乗っていた人すべてに対して、傷害による治療費や死亡の場合の補償に対して保険金を支払うものとなっています。
自動車事故において、人身に傷害または死亡となった場合に保険金が支払われるものとなります。
自賠責保険での人身傷害での保障は、自動車の所有者と運転者は保証されていませんので、自動車の所有者が自分本人の場合、友人とドライブに出かけている最中、友人が自分所有の車を運転し、自分は助手席に搭乗していたとき、自賠責保険はどちらも補償されなくなってしまいます。
特に問題となるのが、自分の自動車で自動車事故となってしまった時に、このように自分の家族以外の人が車に搭乗しており、たまたま自動車を運転していた時に自動車事故となったときに賠償の問題がこじれることになります。
任意保険の搭乗者保険に加入していれば、自動車の所有者はもとより、自動車に搭乗していた人全てが補償の対象となりますので、傷害を負った場合も治療費は保険金で賄うことができるものとなります。
ただ、当時容赦傷害補償を受けるためには、人身事故である必要があるため、警察の調書は人身扱いで処理される必要があります。
このため、自分の家族が同乗していた時などは、人身事故による刑事罰を恐れて、人身扱いとせずに自費で治療を受ける人が多くなっています。
任意保険の搭乗者傷害保険の保険料は、人身傷害保険と同様に無制限とする傾向が多くなっています。
任意保険の人身傷害補償とは
任意保険の人身傷害保険は、自動車事故などにより自分を含めて搭乗者全てに対して傷害による治療費や死亡した場合の補償として保険金が支払われるものとなっています。
ここで、人身傷害保険は、搭乗者傷害保険と何が違うのだろうかと疑問に思う人もあるのではないでしょうか。
確かに、一見すると人身傷害保険と搭乗者傷害保険は同じ保険と思われがちですが、約款などをしっかり熟読してみると違いがあることが分かります。
搭乗者傷害保険だけでなく対人賠償保険など自動車事故での保険金の支払いは、自動車事故の過失割合が確定し事故の双方が合意のもと示談が成立して初めて保険金が支払われるものとなります。
ただ、事故の過失割合については明らかに過失が明確であれば問題ありませんが、交差点での出合いがしらや、多重追突事故など過失割合についてもめることがあり、多くは裁判に持ち越すことがあります。
このため、裁判による判決が下るまでには、訴訟から半年から1年、複雑な自動車事故となるとそれ以上の時間を要することがありますので、保険金が支払われるまでは自費で治療を行う必要が発生してしまいます。
しかし、人身傷害保険は、事故の過失割合に関係なく保険金が支払われるものとなっていますので、治療費などの経済的な負担を軽減できるものとなります。
また、人身傷害保険では、自動車に搭乗しているとき以外で傷害を負ったときにも保険が適用されますので、日常的な傷害保険としても活用することができます。
任意保険の自損事故補償とは
任意保険の自損事故保険は、自分自身単独で自動車事故を起こしてしまった場合に自分を含めて搭乗していた人に対して、過失に関係なく保険金が支払われるものとなります。
自損事故保険は、あくまでも単独での自動車事故となりますので、自己の相手は人ではなくものになれます。
例えば、ガードレールや電柱に衝突した場合や無人の停車中の自動車に衝突した場合が、保険の適用範囲となります。
いずれにしても、運転者自身の不注意となりますので、自分への過失は100%に近いものとなります。
ここで、対人賠償保険に加入しており保険での適用は、自分自身は自動車の所有者であり、被保険者でもあるため保険金はもとから支払われないものとなりますが、友人などの搭乗者が同乗していた場合、過失が100%であれば、対人賠償保険も自賠責保険も保険金は出ないことになってしまいます。
しかし、自損事故保険に加入しているのであれば、自分自身はもとより自動車に搭乗していた人すべてに保険が適用されることになり、治療費などの保険金が支払われるものとなります。
通常、自損事故保険は、対人賠償保険とセットで加入することが多くありますので、自分の自動車保険契約がどのようになっているのか確認してみるとよいでしょう。
自損事故保険も、人身傷害保険や搭乗者賠償保険とサービス内容が同じになっていることもあり、重複した保険サービスであれば見直すことで保険料を下げることもできるものとなります。
任意保険の車両保険とは
任意保険の車両保険は、自分の自動車に対して自動車事故などで損害が出た場合に保険金が支払われるものとなっています。
一昔は、車両保険に加入する人の多くは高級外車に乗る人と決まっていましたが、近年、国産車新車も高額になってきたことから車両保険に加入する人がおおくなっています。
確かに、トヨタカローラがデビューした昭和30年の販売価格が90万円であったのが、現在最も低いグレードのカローラで200万となっているほか、軽自動車もスバル360が30万円で購入できたものが、近年の軽自動車は150万円前後で高い軽自動車になると200万円を超えるものもありますので、自動車販売店の勧めもありますが、新車を購入する人のほとんどが車両保険に加入しているようです。
車両保険の保険料は、購入した自動車の時価に対して、年齢や等級により加算されるものとなっています。
また、車両保険には2種類あり、対自動車のみ保険が適用されるものと自損やいたずらなどを含めて保険が適用されるものがあります。
当然、全ての損害に対して車両保険が適用されるものの保険料はかなり割高な設定となっています。
自動車保険が高いと感じている人の多くは、この車両保険の加入によりかなり保険料が加算されることが多いため、本当に車両保険が必要なのかよく検討してみる必要があります。
例え、対自動車での自動車事故の場合、過失割合での減額はあるものの相手の対物保険から保険金が支払われることになりますので修理代は賄うことができることになります。
保険/自動車保険おすすめ~主な自動車保険業者~
ソニー損保の自動車保険
ソニー損保の自動車保険は、テレビですっかりお馴染みとなっていますので、自動車に乗っている人であればソニー損保の自動車保険への加入や乗換を考えた人も多いのではないでしょうか。
ソニー損保は、自動車保険のサービスのあり方を根本から変えた功績として、その後の自動車保険サービスを大きく変えるものとなりました。
ソニー損保の自動車保険が登場するまでは、対人保険と対物保険に車両保険が加わる程度、加入者は保険の内容を選択するほどの選択肢はありませんでしたので、自動車販売店の担当者から進められるまま契約しているものでした。
このため、どこの保険会社の自動車保険でも内容は変わらないだけでなく、保険金額もさほど変わりませんでしたので大抵は自分で保険会社を選ぶ人はありませんでした。
ソニー損保の自動車保険は、被保険者が必要とする保険や保証を決めていく方式のもので、自分のライフスタイルや保険に対する考え方、予算などに応じて自動車保険を決めることができるものでした。
これにより、保険料を安くしたいという人には必要とする保障のみを選択することができ、逆に免許を取り立ての初心者は、補償内容を充実させることもできるものとなっています。
また、ソニー損保の自動車保険は、代理店なとは一切持たずにインターネットか郵送によるサービスとなっています。
このため、代理店による保険サービスよりも人件費などの管理費用が必要とされないため、保険料全体を低く抑えることが可能となっています。
東京海上日動火災の自動車保険
東京海上日動火災保険は、もともとは損害保険業界では1、2位を争っていた東京海上火災保険と日動火災保険が2004年に合併してできた損害保険会社となっています。
保険業界を取り巻く環境は、金融保険の自由化により他業界からや海外からの参入への対応と、保険業界における資金力や顧客取り込みの強化を図るために急速に進められているもので、東京海上火災日動火災保険も同様の経緯によるものとなっています。
東京海上火災保険は、国内で最初の損害保険として誕生した老舗の損害保険会社であるとともに、元は三菱財閥の解体により誕生したもので、三菱グループの一員であるともとに豊富な資金力を背景に法人契約においては圧倒的なシェアを誇っています。
また、個人契約においても火災保険や地震保険、自動車保険でも多くの保険加入者がおり、自動車保険では自社直営代理店だけでなく自動車販売店とも多くの代理店契約を結んでいます。
このため、ソニー損保の自動車保険などのダイレクト自動車保険が登場するまでは、東京海上火災の自動車保険は圧倒的な強さを誇っていました。
日動火災は、国内はもとより世界各国の法人契約を多く確保しており、どちらかというと国内よりも海外において多くのシェアを誇っていました。
東京海上火災日動火災の自動車保険は、旧東京海上火災の自動車保険を受け継ぐものとなっており、代理店による証書契約となっています。
しかし、近年におけるダイレクト保険のシェアが高くなっていることから、両立するサービスを開始するものとなっています。
アクサダイレクト自動車保険
アクサダイレクトは、世界最大の損害保険会社のアクサのグループ企業となっており、外資系保険会社としては国内最大の損害保険会社となっています。
アクサダイレクト自動車保険は、テレビCMでもお馴染みになっており、自動車事故を起こしてしまって途方に暮れるドライバーがアクサダイレクトの自動車保険コールセンターに電話するCMは、生々しい自動車事故での対応の早さとサービスを売りにするものとなっています。
国内では、ソニー損保の自動車保険がかなり有名ですが、世界的には圧倒的にアクサダイレクトの自動車保険が指示を受けており、ヨーロッパをはじめアメリカにおいてもそのシェアーは圧倒的な強さを誇っています。
国内では東京海上火災日動火災保険や三井住友保険がライバルといったところになり、アクサダイレクトが日本法人を立ち上げて乗り込んでくることに対して、一番危機感を持っていたものとなっています。
アクサダイレクト自動車保険は、極力付帯サービスを少なくすることで保険料を低く抑えることと、その分サービス対応を充実させるものとなっています。
実際にアクサダイレクトの自動車保険に加入し、自動車事故を起こしてしまった人のほとんどが、その対応の早さと相手との交渉結果に満足をしていることからも、世界的に実績を積み重ねた結果が日本のユーザーにも受け入れられているものとなっています。
このあたりは、国内の自動車保険会社のサービスとは異なるものとなっています。
三井住友海上の自動車保険
三井住友海上保険は、2013年に業界2位の住友海上保険と3位の三井海上保険が合併して、東京海上日動火災保険に次ぐ業界2の損害保険会社となっています。
住友海上と三井海上の合併は、業界内に衝撃を与えただけでなく、世界的にも大きな影響を及ぼしたものとなっています。
三井海上と住友海上の合併の背景には、ソニー損保の追撃に加え、世界シェア第1位のアクサ損保の日本上陸による追撃により、両社における国内2位と3位の地位を確保するためのものによるとされています。
三井住友海上の自動車保険は、テレビCMなどあまり宣伝はしていませんので、自動車保険のサービスがあることを知らない人もあるようですが、自動車メーカーの販売店での代理店では東京海上火災よりも多くあり、特にトヨタ系ディーラーではほとんどが三井住友火災保険の代理店となっていますので、トヨタの自動車に乗っている人は、知らず知らせずのうちに三井住友火災の自動車保険に加入している人も多いのではないでしょうか。
特に、三井住友火災の保険担当者が直接被保険者とサービスすることはなく、ほとんどがトヨタの販売担当者が保険取扱いの資格を保有していますので、自動車事故のときもディーラー担当者が事故処理にあたることが多くなっています。
自動車保険の更新手続き、自動車の点検や車検時に合わせて行うことが多く、トヨタ自動車に乗り続けている顧客は、そのまま自動車保険を継続する人も多いようです。
セゾン自動車火災保険の自動車保険
セゾン自動車火災保険と聞いてもピンとこない人も多いかと思いますが、「おとなの自動車保険」と言えば、最近話題のテレビCMでもお馴染みの自動車保険と気が付く人も多いのではないでしょうか。
しかも、テレビCMには半沢直樹の大和田常務の土下座で一躍有名となった俳優で歌舞伎役者の香川照之さんを起用することで、自動車保険業界としては後発にも関わらずその名が知られるものとなっています。
セゾン自動車火災保険の自動車保険がおとなの自動車保険である由縁は、テレビCMでも話題となっていますが、事故率の低い40代から50代のドライバーに対する保険料を他社よりも割安に設定していることにあります。
このため、中年の人を中心に大人の自動車保険に乗り換える人も多くあるようで、中には数万円も保険料が下がった人もあるようです。
ただ、40代、50代のドライバーでも何度も自動車事故を起こしている人の場合は、保険等級もかなり下がっているため、逆に割高なものとなる場合がありますので注意が必要となります。
また、50代を過ぎて年を取るごとに保険料が上がる仕組みとなっていまので、50代を過ぎたあたりから他社の自動車保険と比較してみる必要があります。
ただ、近年における高齢化社会により高齢者の自動車事故が多くなっていることから、おとなの自動車保険に限らずおおくの自動車保険の保険料が割高な設定となっています。
また、おとなの自動車保険では、走行距離が多い人でも40代、50代であれば割安な設定にもなっていますので走行距離の多い人は検討してみるとよいでしょう。